特許
J-GLOBAL ID:200903034446952584

異材質樹脂の複合成形方法及び射出成形機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-392355
公開番号(公開出願番号):特開2003-191281
出願日: 2001年12月25日
公開日(公表日): 2003年07月08日
要約:
【要約】【課題】 二色成形による複合成形品の保持ピン跡を押圧ピンによる樹脂の補填によりなくし、補填時の一次成形品の横ずれも防止する。押圧ピンにより一次成形品に形成した流通孔により閉鎖された凹所とキャビティへの樹脂の充填を可能となす。【解決手段】 固定盤1の対称位置に一次キャビティ型11と二次キャビティ型12とを並設する。その両方と交互に型閉するコア型14を可動盤4に設けた回転盤7に並設する。コア型14に一次成形品30の保持ピン15と樹脂の押圧ピン16とをキャビティに対し出没自在に内設する。保持ピン15により一次成形品30を二次キャビティ型面に当接保持する。押圧ピン16を後退してコア型面に補填用樹脂のピン孔20を開口形成する。ピン孔20を含めて二次キャビティに異材質樹脂を射出充填する。保持ピン15を後退してキャビティ型面に没入する。押圧ピン16を前進してピン孔20の補填用樹脂をキャビティ内樹脂に圧入し、保持ピン15による樹脂の未充填部位を補填する。
請求項(抜粋):
固定盤の対称位置に一次キャビティ型と二次キャビティ型とを並設し、その両方と交互に型閉するコア型を可動盤に設けた回転盤に並設して、一次キャビティ型とコア型とにより射出成形した一次成形品を、回転盤によるコア型の移動により二次キャビティ型に移行し、二次キャビティ型で一次成形品と射出成形した異材質樹脂の二次成形品とを一体に複合成形するにあたり、上記コア型に一次成形品の保持ピンと樹脂の押圧ピンとをキャビティに対し出没自在に内設し、その保持ピンにより一次成形品を二次キャビティ型面に当接保持するとともに、押圧ピンを後退してコア型面に補填用樹脂のピン孔を開口形成し、そのピン孔を含めて二次キャビティに異材質樹脂を射出充填したのち、保持ピンを後退してコア型面に没入する一方、押圧ピンを前進してピン孔の補填用樹脂をキャビティ内樹脂に圧入し、保持ピンによる樹脂の未充填部位を補填してなることを特徴とする異材質樹脂の複合成形方法。
IPC (2件):
B29C 45/16 ,  B29C 45/06
FI (2件):
B29C 45/16 ,  B29C 45/06
Fターム (9件):
4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JB28 ,  4F206JC02 ,  4F206JM16 ,  4F206JN12 ,  4F206JN13 ,  4F206JN22 ,  4F206JN33

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