特許
J-GLOBAL ID:200903034452195558

コンクリート中の鉄筋等の腐食診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-402484
公開番号(公開出願番号):特開平5-340907
出願日: 1990年12月14日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 交流インピーダンスの測定精度を落とさず、余寿命推定の可能な分極抵抗を迅速に得ることにより、コンクリート中の鉄筋等の腐食診断を迅速かつ高品質なものとすること。【構成】 コンクリート中の鉄筋等についてコールコールプロットで表示した交流インピーダンス軌跡において、交流インピーダンスの虚数部がピーク値Bとなると推測される周波数範囲内の1つの周波数と、この周波数より高い周波数で交流インピーダンスが極小値Aとなると推測される周波数範囲内の1つの周波数とで、それぞれ交流インピーダンスを測定して、仮想円の直径RC'を算出し、その仮想円の直径RC'の算出値から対応データを参照することによって、交流インピーダンス軌跡における前記ピーク点Bの両側の極小点間隔RCを求めて分極抵抗を推定する。
請求項(抜粋):
コンクリート中の鉄筋等についてコールコールプロットで表示した交流インピーダンス軌跡において、虚数部がピーク値となるピーク点と,このピーク点より高周波側で虚数部が極小値となる高周波側極小点との2点を通過する仮想円の直径と、前記交流インピーダンス軌跡において前記ピーク点の高周波側および低周波側の両側の極小点間の間隔との対応データを予め用意し、コンクリート中の鉄筋等についてコールコールプロットで表示した交流インピーダンス軌跡において、交流インピーダンスの虚数部がピーク値となると推測される周波数範囲内の1つの周波数と、この周波数より高い周波数で交流インピーダンスが極小値となると推測される周波数範囲内の1つの周波数とで、それぞれ交流インピーダンスを測定して、前記仮想円の直径を算出し、その仮想円の直径の算出値から前記対応データを参照することによって、交流インピーダンス軌跡における前記ピーク点の両側の極小点間隔を求めて分極抵抗を推定することを特徴とするコンクリート中の鉄筋等の腐食診断方法。
IPC (3件):
G01N 27/02 ,  G01N 17/02 ,  G01N 27/26 351

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