特許
J-GLOBAL ID:200903034455087080

構内電子交換機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-314925
公開番号(公開出願番号):特開平5-153643
出願日: 1991年11月28日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 交換制御系を切り替え運用する交換機において、各系に渡る交換処理履歴情報のバックアップ時間を短縮し、保守作業時間を短縮化する。【構成】 保守管理動作の開始コマンドが投入されると、制御部101と111の間における交換処理履歴情報の系間転送は行わず、制御用メモリ102,112内にある互いの系の履歴情報を各々自系のハードディスク(HD)104,114に書き込み、更にはHD104を予備HDに交換して制御用メモリ102から履歴情報を書き込む。その後、保守動作の終了コマンドが投入されると、系間管理制御部131が各系のHD104,114から履歴情報を制御部用メモリ132に読み込んで比較し、その差分を補った1つの履歴情報を各系のHD104,114に書き込む。保守作業の開始コマンドの投入後、履歴情報の系間転送が行われず、しかも終了コマンド投入後における系間でのデータ転送も最小量で済むことから、履歴情報のバックアップ及び更新時間を大幅に短縮できる。
請求項(抜粋):
制御部と制御部用メモリ及びそのバックアップ用のデータ格納装置を有する少なくとも2つの系を具備し、当該各系を必要に応じて切り替え、かつその系切り替え毎に、前記データ格納装置内のデータを系間転送して共通の交換処理履歴情報を持ちながら回線交換処理を行う構内電子交換機において、保守管理動作の開始後、各系毎に制御部用メモリからデータ格納装置にバックアップを行いかついずれかの系のデータ格納装置を予備のデータ格納装置に交換して更にこの予備のデータ格納装置へのバックアップが完了するまでの間、系切り替えが生じても交換処理履歴情報の系間転送を禁止する系間転送禁止手段と、予備のデータ格納装置に対するバックアップの完了後、各系のデータ格納装置内の交換処理履歴情報を比較し、同一の交換処理履歴情報を前記各系のデータ格納装置に書き込む履歴情報更新手段とを具備することを特徴とする構内電子交換機。
IPC (4件):
H04Q 3/545 ,  H04M 3/00 ,  H04M 3/22 ,  H04Q 3/58 101

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