特許
J-GLOBAL ID:200903034456984271

浮体を用いた転倒型防水扉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-334265
公開番号(公開出願番号):特開2001-152739
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課題】 簡素な構造で、収納スペースを大きく必要とせず、確実に作動し、安価で、維持管理を軽減させるようにした転倒型防水扉を提供する。【解決手段】 構築物の通路口1の床面3に設けた上部開口の鋼製ピット2に、蓋を兼ねる扉体4を構内側を軸にして回動自在に設け、扉体4の裏側に中空のゴム製浮体20を固定し、浮体20と外部の気体圧縮ボンベ27とを操作バルブ29を介して接続した。構築物の周辺が豪雨等で溢水状態になると、操作バルブ29を操作して浮体20に気体を流入させて扉体4を持ちあげる。これにより、溢水した雨水が隙間から鋼製ピット2に浸入し、浮力と水の静水圧により扉体4を起立状態にする。扉体4は幅方向全体を浮体20の膨張力によって支持され、扉体4の通路前後方向の長さを短くして軽量にすることができる。また、操作バルブ29、気体圧縮ボンベ27を外付けにするので、施工が簡単で安価になる。
請求項(抜粋):
構築物の通用口に幅を該通用口と同じくして凹状の鋼製ピットを埋め込み、該鋼製ピットの蓋を兼用する扉体を前記構築物の外側から内側に回動して起立状態になるように前記鋼製ピット内に前記扉体の回転軸を設け、前記扉体に前記鋼製ピット内に収納される中空のゴム製浮体を固定し、前記扉体は前記通用口の側壁及び底部と水密に設け、前記ゴム製浮体に供給管を接続すると共に該供給管に操作バルブを介して圧縮気体供給装置を接続したことを特徴とする浮体を用いた転倒型防水扉。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 防水扉の起立装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-321209   出願人:豊国工業株式会社
  • 可倒式防水隔壁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-281451   出願人:豊国工業株式会社

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