特許
J-GLOBAL ID:200903034457121927

撮像装置及び映像信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-200200
公開番号(公開出願番号):特開2003-018457
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】 被写体の明暗の差に応じて通常撮像モードとダイナミックレンジ拡大撮像モードを自動的に切り換える。【解決手段】 ダイナミックレンジ拡大撮像モードにおいて、撮像素子(2)の電子シャッターの速度をEVENフィールドのとき高速シャッター、ODDフィールドのとき低速シャッターとし、各映像を合成基準レベル(REF1、REF2)に基づいて合成する(10)。EVENでは、明るさに応じて高速シャッターの速度を自動制御し、その値がより高速に設定される場合はREF1を下げ、低速方向に設定される場合はREF1を上げる方向に制御する。被写体が暗くてダイナミックレンジの必要のない被写体では、REF1がホワイトクリップ値まで上昇するので、REF1がホワイトクリップ付近に達した状態を検出して、通常撮像モードに切り換え、EVEN,ODDともに低速シャッターとする。
請求項(抜粋):
被写体を撮像し1フレーム2フィールドの映像信号を生成する撮像素子と、前記撮像素子への露光量をフィールド毎に少なくとも2段階に設定する露光量制御手段と、この露光量制御手段により露光量を多くして撮像したときに前記撮像素子から出力される第1の映像信号を、そのレベルが第1の基準値以上のときにレベル圧縮する圧縮手段と、前記露光量制御手段により露光量を少なくして撮像したときに前記撮像素子から出力される第2の映像信号を、そのレベルが第2の基準値以上の信号に対してレベル圧縮または伸長する圧縮伸長手段と、前記圧縮手段からの信号と前記圧縮伸長手段からの信号とを加算して、前記撮像素子の持つダイナミックレンジ以上の広ダイナミックレンジの出力映像信号を生成する加算手段と、前記第2の映像信号の明るさから露光量の多い状態での映像信号か露光量の少ない状態での映像信号かを検出する明るさ検出手段と、この明るさ検出手段の検出結果で露光量の多い状態での映像信号であることが検出されたとき、前記第1の基準値及び前記第2の基準値を減少させ、露光量の少ない状態での映像信号であることが検出されたとき、前記第1の基準値及び第2の基準値を増大させる基準値制御手段と、前記第1の基準値が予め決められた設定値以上となった時には、露光量を2段階に設定せずに通常撮像モードとし、前記第1の基準値が前記設定値に満たない時には、露光量を2段階に設定してダイナミックレンジ拡大撮像モードに切り換えるモード切換手段とを具備することを特徴とする撮像装置。
IPC (5件):
H04N 5/235 ,  G03B 7/08 ,  G03B 7/093 ,  G03B 19/02 ,  H04N 5/335
FI (5件):
H04N 5/235 ,  G03B 7/08 ,  G03B 7/093 ,  G03B 19/02 ,  H04N 5/335 Q
Fターム (18件):
2H002DB24 ,  2H054AA01 ,  5C022AA00 ,  5C022AB03 ,  5C022AB12 ,  5C022AB19 ,  5C022AC42 ,  5C022AC52 ,  5C022AC69 ,  5C022CA00 ,  5C024CX46 ,  5C024CX54 ,  5C024GY01 ,  5C024HX13 ,  5C024HX18 ,  5C024HX23 ,  5C024HX50 ,  5C024HX58
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-189078
  • 特開平4-189078
  • 特開平4-189078
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