特許
J-GLOBAL ID:200903034465050095
紙葉類の厚さ検知装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122607
公開番号(公開出願番号):特開平5-294512
出願日: 1992年04月16日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 基準ローラの加工精度によって検知精度が左右されることのない、高精度の紙葉類の厚さ検知装置を得ることにある。【構成】 一定の周期で回転し、外周面が厚さ測定の基準となる基準ローラと、該ローラに対向接触して変位可能に設けられた検知ローラと、紙葉類の搬送手段と、検知ローラの変位データを出力する角度センサ3を備える紙葉類の厚さ検知装置において、基準ローラと検知ローラの間への紙葉類の進入を検知するタイミングセンサ9と、進入時点から一定時間変位データを記憶する記憶手段8と、進入時点から基準ローラの1周期分に相当する時間経過後に出力を出すタイマ10と、タイマ出力を受けたとき、記憶手段から記憶内容を順次読み出すと共に変位データを取り込み、両者の間で演算を行ない、基準ローラによる偏心量を補正した紙葉類の厚さを出力する演算部11を設けている。
請求項(抜粋):
一定の周期で回転し、その外周面が厚さ測定の基準となる基準ローラと、基準ローラに対向して接触し、変位可能なように設けられた検知ローラと、前記基準ローラと検知ローラの間に厚さの測定対象である紙葉類を送り込む搬送手段と、検知ローラの変位を電気信号に変換する変換手段を備える紙葉類の厚さ検知装置において、前記基準ローラと検知ローラの間への紙葉類の進入を検知し検知信号を出力するタイミングセンサと、該検知信号の出力時点から一定時間前記変換手段の出力を記憶する記憶手段と、前記検知信号の出力時点から基準ローラの1周期分に相当する時間の所定整数倍の時間経過後にタイマ出力を出すタイマと、前記タイマ出力を受けたとき、前記記憶手段から記憶内容を順次読み出すと共に前記変換手段の出力を取り込み、読み出した記憶内容と取り込んだ変換手段の出力との間で演算を行なう演算部を設け、基準ローラによる偏心量を除去補正した紙葉類の厚さに相当する値を出力することを特徴とする紙葉類の厚さ検知装置。
IPC (3件):
B65H 7/12
, G01B 21/08 101
, G07D 7/00
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