特許
J-GLOBAL ID:200903034468025903

三相交流回転電機の電機子巻線構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-185663
公開番号(公開出願番号):特開平9-037494
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 星形結線構造を有する三相交流回転電機の電機子巻線構造において、中性点の形成作業を容易かつ安価に自動化できる巻線構造を提供する。【解決手段】 電機子10では、電機子鉄心12の9個の歯14に、三相の巻線16U、16V、16Wが「じか巻き」で巻付けられ、コイル部分18U、18V、18Wが形成される。それぞれ3つの歯141、142、143に直列に巻付けられた各相コイル部分の末端からは、延長部分22U、22V、22Wが電機子鉄心12の軸方向一端面20上で同一周方向へ延長される。電機子鉄心12の軸方向一端面20には略120°間隔に3つの結線部材24が配設される。各相の巻線の延長部分22U、22V、22Wは、それら3つの結線部材24のうちの2つにて、それぞれ異なる他相の巻線の延長部分(22W、22V)、(22U、22W)、(22V、22U)と結線され、それにより中性点が形成される。
請求項(抜粋):
電機子鉄心の複数の歯の1つずつに巻付けられるコイル部分をそれぞれに備えた三相の巻線を星形結線してなる三相交流回転電機の電機子巻線構造において、電機子鉄心の軸方向一端面に周方向へ所定間隔に配設された2つ又は3つの結線部材を備え、各相の巻線が、コイル部分の末端から電機子鉄心の該軸方向一端面上で同一周方向へ延長される延長部分を有し、各相の巻線の延長部分が、少なくとも1つの結線部材にて機械的に支持されるとともにそれぞれ異なる他相の巻線の延長部分と直接に結線されることを特徴とする電機子巻線構造。
IPC (2件):
H02K 3/18 ,  H02K 3/52
FI (2件):
H02K 3/18 J ,  H02K 3/52 E
引用特許:
審査官引用 (1件)

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