特許
J-GLOBAL ID:200903034470488228

チャンバー装置、呼吸系薬理試験システム及び安全性薬理試験方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 一 ,  蔵合 正博
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2005014030
公開番号(公開出願番号):WO2007-015289
出願日: 2005年08月01日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
特定の大動物の呼吸系薬理試験を、馴化が容易で、ストレスの影響が軽減でき、且つ無麻酔、無拘束状態で実施できる呼吸系薬理試験システム、チャンバー装置、並びに同一個体大動物に対して安全性薬理試験を実施できる方法を提供する。本発明のチャンバー装置は、動物用檻10と、透明なチャンバー20とを備え、該チャンバー20は、第1の区画21と、第2の区画22とを備え、両区画は仕切り板23により仕切られる。区画21は、扉、換気用接続口26を備え、区画(21,22)は、外気を導入する開口29aを有する連通管29を備えている。本発明の装置は、檻10を区画21に収容した状態で、該区画内の空気の流れを一定に保持し、檻10内にも空気を流通させるように、換気用接続口26をチャンバー20の側面に、空気を導入する連通管29をチャンバー20の上面に設けている。
請求項(抜粋):
サル、イヌ又はブタから選択される動物を収容し、無麻酔、無拘束状態で、呼吸系の薬理試験を実施するためのチャンバー装置であって、 前記動物が生活しうる空間を確保した、少なくとも正面及び上面が、内部観察及び空気流通を可能とする金属製格子からなり、該正面に、前記動物の出入を可能にする格子扉を設けた動物用檻と、透明なチャンバーとを備え、 前記チャンバーは、内部を、前記檻を収容するための第1の区画及び、大気圧変化による呼吸系試験結果への影響を補正するための第2の区画に仕切る仕切り板と、第1の区画に前記檻の出入を可能にする扉と、第1の区画内の空気を換気する換気手段を接続するための換気用接続口と、第1の区画内へ外気を導入でき、且つ第1及び第2の区画を連通させうる、少なくとも3箇所の開口を有する連通管とを備え、 前記換気用接続口及び前記連通管とを、動物を収容していない前記檻を第1の区画に収容した状態で、第1の区画内の空気流を一定に保持しうると共に、収容した檻内にも空気を流通させ得るように、換気用接続口をチャンバーの側面の所定箇所に、連通管をチャンバーの上面の所定箇所にそれぞれ設けたチャンバー装置。
IPC (4件):
A01K 1/03 ,  A61B 5/087 ,  A61B 5/08 ,  A01K 67/00
FI (4件):
A01K1/03 A ,  A61B5/08 200 ,  A61B5/08 ,  A01K67/00 D
Fターム (9件):
2B101AA04 ,  2B101AA13 ,  2B101BB10 ,  2B101FA04 ,  4C038SS04 ,  4C038SS08 ,  4C038ST09 ,  4C038SU01 ,  4C038SX01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許出願公開第2004/254489号明細書

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