特許
J-GLOBAL ID:200903034470721755

歯車製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125044
公開番号(公開出願番号):特開平9-308934
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 従来の粗歯切り後に仕上転造した場合、歯のフォロー側4bの歯先にバリ状のまくれ込み3bが発生する。まくれ込み3bが生じている歯車を相手歯車と組合せ稼働させた場合、まくれ込み3bは比較的早期に脱落し、この脱落片が相手歯車との間に噛み込み、更に潤滑油膜を切断することで異常な騒音の発生及び歯車の異常摩耗を引き起こす原因となるため極力防止することが望まれていた。【解決手段】 切削加工あるいは塑性加工等による粗加工と同時かその後に、歯車の歯先を丸形あるいは丸形近似形状に加工することで、その後の仕上転造では歯先のまくれ込みが防止でき、この歯車を相手歯車と組合せ稼働させた場合は、従来のようにまくれ込みの脱落による異常な騒音の発生、また歯車の異常摩耗を引き起こすこともなく、仕上転造による面粗度の向上、歯車精度向上等により騒音の低減に効果をもたらす。
請求項(抜粋):
切削加工あるいは塑性加工等により粗加工した歯車を、その後歯面に生じているツールマーク、バリ及び打痕等を押し潰して歯面を滑らかにし、歯車の精度向上及び騒音を低減させるようにした歯車製造方法であって、歯先に発生するバリ状のまくれ込みを防止するため、粗加工と同時かその後に歯車の歯先を丸形あるいは丸形近似形状に加工し、その後仕上転造することを特徴とした歯車製造方法。
IPC (2件):
B21H 5/00 ,  B21K 1/30
FI (2件):
B21H 5/00 C ,  B21K 1/30 Z

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