特許
J-GLOBAL ID:200903034480618081

内燃機関の過給圧制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137901
公開番号(公開出願番号):特開平6-346743
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】バイパス弁の目標開度を機関負荷および機関回転数に応じて定めるようにした内燃機関の過給圧制御方法において、不必要な過給圧変動を回避して良好な運転性を保ちつつ、応答性を向上する。【構成】機関負荷が急激に変化するときにはその変化速度に基づく予測演算で補正するが、緩やかな変化であるときには機関負荷検出値をそのまま用いるようにして機関負荷補正値THADYを定め、前回用いた目標開度設定用機関負荷THSCに対して今回の機関負荷補正値THADYが大きく変化したときには今回の機関負荷補正値THADYを目標開度設定用機関負荷THSCとして定めるが、変化量が小さいときには前回の目標開度設定用機関負荷THSCからの変化量を小さくして今回の目標開度設定用機関負荷THSCを定める。
請求項(抜粋):
過給機(5)を迂回するバイパス通路(7)に設けられたバイパス弁(8)の開閉制御により過給圧の制御を行なうにあたって、バイパス弁(8)の目標開度を機関負荷および機関回転数に応じて定めるようにした内燃機関の過給圧制御方法において、機関負荷変化速度(DTHAVE)の絶対値が第1の所定値(DTHGA,DTHGD)を超えると判断したときにはその変化速度(DTHAVE)に基づく予測演算で補正するが、機関負荷変化速度(DTHAVE)の絶対値が第1の所定値(DTHGA,DTHGD)以下であると判断したときには機関負荷検出値(THA)をそのまま用いるようにして機関負荷補正値(THADY)を定め、今回定めた機関負荷補正値(THADY)と、前回用いた目標開度設定用機関負荷(THSC)との差の絶対値が第2の所定値(DTHSCH,DTHSCL)以上であったときには今回定めた機関負荷補正値(THADY)を今回の目標開度設定用機関負荷(THSC)として定めるが、前記差の絶対値が第2の所定値(DTHSCH,DTHSCL)未満であったときには前回用いた目標開度設定用機関負荷(THSC)からの変化量が前記差よりも小さくなるようにして今回の目標開度設定用機関負荷(THSC)を定め、前記目標開度設定用機関負荷(THSC)および機関回転数(NE)に応じてバイパス弁(8)の目標開度(BPTH)を定めることを特徴とする内燃機関の過給圧制御方法。
IPC (2件):
F02B 33/00 ,  F04B 49/00 361

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