特許
J-GLOBAL ID:200903034483068481

ソーナーシステムおよびソーナー方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 城之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-323748
公開番号(公開出願番号):特開2001-141809
出願日: 1999年11月15日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、残響の周波数帯を遮断する残響遮断フィルタを使用せずに、残響に埋もれたソーナー目標の周波数成分を確実に抽出でき、残響を誤ってソーナー目標であると誤認してしまうことなく確実にソーナー目標を検出でき、残響の振幅変動が大きい場合にも、残響を誤ってソーナー目標であると誤認することがないソーナーシステムおよびソーナー方法を提供することを課題とする。【解決手段】 周波数分析装置5から出力されるビンという単位の複数の周波数セル毎の振幅値fに対して、計算対象となるビンに隣接する複数のビンの振幅値fの平均値を算出する平均処理と算出した平均値と計算対象となるビンの振幅値fの差を演算して演算結果を演算後振幅値Fとして出力する演算処理とを行い、演算後振幅値Fが最大のビンを選択して目標検出を行う。
請求項(抜粋):
送信信号を生成する送信手段と、該送信手段により生成された前記送信信号を音響信号に変換して水中に送波する音響信号送波手段と、該音響信号送波手段により送波された前記音響信号に対するソーナー目標からの反射音波を含む水中からの音波を受波して受信信号を出力する反射音波受波手段と、該反射音波受波手段からの前記受信信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、該A/D変換手段により前記デジタル信号に変換された前記受信信号を周波数分析して複数の連続した周波数成分毎のn個の振幅値にそれぞれ分解して出力する周波数分析手段と、該周波数分析手段により出力される前記振幅値の内の計算対象の前記振幅値と前記計算対象の前記振幅値の前記周波数成分に隣接する前後m個の前記周波数成分の前記振幅値との差を算出して演算後振幅値として出力する周波数演算手段とを具備することを特徴とするソーナーシステム。
Fターム (6件):
5J083AA02 ,  5J083AC29 ,  5J083BE16 ,  5J083BE43 ,  5J083BE54 ,  5J083CA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-155282
  • 特開昭63-238577
  • 特開平4-155282
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