特許

J-GLOBAL ID：200903034483409483

生体の細胞の培養装置及び培養方法

発明者： 新田 三知代 ,  松崎 晴美 ,  芳賀 良一 ,  村上 光
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 平木 祐輔
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-060581
公開番号（公開出願番号）：特開平6-269274
出願日： 1993年03月19日
公開日（公表日）： 1994年09月27日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 生体の細胞の培養において、液中通気による効率的な酸素供給を行うことができ長期高密度培養を達成する生体の細胞の培養装置を提供する。【構成】 培養槽1には、スクリーン4a及び4bが設置されており、かつ、生体の細胞が懸濁している培養液が収容され、液中通気用配管2と接続管22、23及び24が接続されている。液中通気用配管2には通気ノズル3が、接続管22には逆洗用通気ノズル5が設置されている。また、培養槽1と液中通気用配管2の液面上部の気相部には消泡層が設置されている。スクリーン4a及び4bは、細胞凝集塊や細胞付着用マイクロキャリアを通過させない多孔質性の部材で構成され、該スクリーンを介して酸素溶解液と培養液が接触、混合して酸素が生体の細胞に供給される。培養中適時に加振器12の稼働及び逆洗によりスクリーンの目詰りを防止し、長期高密度培養を行う。

請求項（抜粋）：

マイクロキャリアの通過を防止しかつ培養液を通過せしめる細孔を有するスクリーンを装備した培養槽と、培養液に酸素を供給するための液中通気用配管と、前記液中通気用配管へ通気してエアリフトを生じさせる手段とを有し、前記培養槽と前記液中通気用配管とは、前記液中通気用配管内部でのエアリフト作用により前記培養槽内の培養液に上向流が生じるように相互に接続された閉鎖循環系を形成していることを特徴とする生体の細胞の培養装置。

IPC (3件)：

C12M 1/00 ,  C12M 3/02 ,  C12N 1/00

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-091779
  
• 特開昭63-177780
  
• 特開昭55-162986
  
• 特開平1-206989