特許
J-GLOBAL ID:200903034483491627

同期噛合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-162676
公開番号(公開出願番号):特開平8-004784
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 ハブスリーブと同期環の噛合い後に、同期環に引きずりトルクが働いても、ハブスリーブとドグ歯車の歯並びに大きなずれが生じないようにする。【構成】 内外周面にスプラインの内歯2aと外歯2bを備えたハブスリーブ2を回転軸44にスプライン嵌合する。ハブスリーブ2に軸方向移動可能に弾性係合したキー4を、同期環12の端壁に設けた切欠13に周方向間隙を存して係合する。回転軸44に遊転可能に支持した変速歯車43の端壁に円筒部41を、ボス部43aに円錐軸部42とドグ歯車31をそれぞれ形成する。円筒部41の内周面に外歯2bに嵌合可能の調整環21を、円錐軸部42に内歯2aに嵌合可能の同期環12をそれぞれ遊転可能に嵌合する。ハブスリーブ2の端壁と調整環21の端壁と間に環状の弾性摩擦板を挟み、調整環21の端壁に設けた切欠22に円筒部41の内端壁から突出する突起32を周方向間隙を存して係合する。
請求項(抜粋):
内外周面にスプラインの内歯と外歯を備えたハブスリーブを回転軸に嵌合し、ハブスリーブに軸方向移動可能のキーを弾性係合し、回転軸に遊転可能に支持した変速歯車の端壁に円筒部を、ボス部に円錐軸部とドグ歯車をそれぞれ形成し、前記円筒部の内周面に前記外歯に嵌合可能の調整環を、円錐軸部に前記内歯に嵌合可能の同期環をそれぞれ遊転可能に嵌合し、ハブスリーブの端壁と調整環の端壁と間に環状の弾性摩擦板を挟み、調整環の端壁に設けた切欠に前記円筒部の内端壁から突出する突起を周方向間隙を存して係合し、同期環の端壁に設けた切欠に前記キーを周方向間隙を存して係合したことを特徴とする同期噛合装置。

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