特許
J-GLOBAL ID:200903034489583361

コーヒー豆の非破砕焙煎法によるタンパク質の異化反応制御及びその酸化防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-173195
公開番号(公開出願番号):特開2002-330699
出願日: 2001年05月02日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】【課題】 従来の焙煎方法では得られなかった後味のすっきりしたドライ的感覚のコーヒー味と、長期保存に適した焙煎豆を、新しい焙煎方法によって提供できるようにした。【解決手段】 コーヒー豆の焙煎に要する放射エネルギーと対流熱エネルギーの熱量を個別に調整しながら、初期処理で生豆のタンパク質をゆっくりと固化させ、中処理の焙煎では強い「ハゼ」と急激な熱化学反応を制御し、最終処理でコーヒー豆の細胞壁をゆっくりと閉鎖させるようにした非破砕焙煎方法で実現した。
請求項(抜粋):
コーヒー豆の焙煎に際し、その焙煎に要する放射エネルギーと空気の対流熱エネルギーの熱量を個別に調整しながら、まず初期処理として、弱い熱エネルギーで約80°Cまで予備加熱をし、生豆に含まれる余分な水分を気化させると同時に、生豆のタンパク質をゆっくりと固化させ、その後、中処理として目的焙煎まで緩やかで間断のない温度上昇となるよう加熱調整することで、強い「ハゼ」と急激な熱化学反応を抑制し、また加熱停止後は、最終処理として豆の温度が緩やかに下降するよう空気の対流熱エネルギーを調整することで、豆の急激な収縮を抑えて細胞壁をゆっくりと閉鎖させたことを特徴とするコーヒー豆の非破砕焙煎法によるタンパク質の異化反応制御及びその酸化防止方法。
Fターム (4件):
4B027FB21 ,  4B027FC02 ,  4B027FC05 ,  4B027FQ02

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