特許
J-GLOBAL ID:200903034489643100

電波吸収壁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151130
公開番号(公開出願番号):特開平6-338697
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 建築材料にフェライトタイルを配置又は埋設した構成の電波吸収壁の提供を目的とし、建築用材料にフェライトを配置した状態の電波吸収特性が広帯域でかつ200MHzでの電波吸収特性を向上させることが可能なフェライトタイルの配列構成並びに最適な形状寸法の提供を目的としている。【構成】 鉄筋コンクリートからなる建築用材料1に、到来電波の磁界成分方向のフェライトタイル寸法Wと電界成分方向の寸法Lとの比をL/W0.8以下とした矩形フェライトタイル2を該磁界成分方向には連続して配置し、該電界成分方向には所定空隙率となるように一定間隔で配置して形成する。【効果】 到来電波の周波数100MHz〜400MHzにおける反射減衰量が17dB以上でかつ到来電波の周波数200MHzにおける反射減衰量が20dB以上と、高周波側にも良好な吸収特性が得られ、広帯域化が達成できる。
請求項(抜粋):
建築用材料に複数個の矩形状焼結フェライトタイルからなる磁性体を、到来電波の磁界成分方向に連続して結合し、かつ到来電波の電界成分の方向に間隔をあけて配置してなる電波吸収壁において、フェライトタイルの磁界成分方向の寸法Wと電界成分方向の寸法Lとの比L/Wが0.8以下であり、到来電波の周波数100MHz〜400MHzにおける反射減衰量が17dB以上でかつ到来電波の周波数200MHzにおける反射減衰量が20dB以上であることを特徴とする電波吸収壁。
IPC (3件):
H05K 9/00 ,  E04B 1/92 ,  E04F 13/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭55-049798

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