特許
J-GLOBAL ID:200903034496752179

シンジオタクチックプロピレンコポリマーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-404496
公開番号(公開出願番号):特開平5-209019
出願日: 1990年12月20日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【構成】 式I【化1】(式中、M1 はTi、Zr、Hf、V、Nb、Ta)の存在下にプロピレンと少量のエチレンまたはオレフィンと重合することによってシンジオタクテックプロピレンコポリマーが、高い収率で得られる。【効果】 これは、高分子量、狭い分子量分および高いシンジオタクテック性、低融点、ゴム挙動を示し、これから得られた成形物品は、高い透明性、柔軟性、引張強度、表面光沢を示し、あらゆる種の包装用に適用される。
請求項(抜粋):
全ポリマーに対して99.9〜50重量%のプロピレン単位および全ポリマーに対して0.1〜50重量%のエチレンまたは式Ra -CH=CH-Rb (式中、Ra およびRb は、互いに同一か、または異なっていて、水素原子または1〜20個の炭素原子を有するアルキル残基であるかあるいはRaおよびRb はこれらを結合する炭素原子と一緒に4〜10個の炭素原子を有する環を形成する)で表される少なくとも4個の炭素原子を有するオレフィン類から誘導される単位からなるシンジオタクチックプロピレンコポリマーを、モノマーの全量に対して50〜99.5重量%のプロピレンおよびモノマーの全量に対して0.5〜50重量%の、エチレンおよび式Ra -CH=CH-Rb (式中、Ra およびRb は上記と同一の意味を有する)の少なくとも4個の炭素原子を有するオレフィンからなる群から選ばれる少なくとも1種類の代表を、-40〜150°Cの温度で0.5〜100バールの圧力の下に、溶液中、懸濁液中または気相で、遷移金属成分としてメタロセンおよび直線型に関しては式II【化1】および/または環式型に関しては式III【化2】(式IIおよびIII中、R9 はC1 〜C6 -アルキル基またはフェニル若しくはベンジル基であり、nは2〜50の整数である)で表されるアルミノキサンからなる触媒の存在下に重合することによって製造する方法であって、前記遷移金属成分が、式I【化3】〔式中、M1 はチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブまたはタンタルであり、R1 およびR2 は、互いに同一か、または異なっていて、水素原子、ハロゲン原子、C1 〜C10-アルキル基、C1 〜C10-アルコキシ基、C6 〜C10-アリール基、C6 〜C10-アリールオキシ基、C2 〜C10-アルケニル基、C7 〜C40-アリールアルキル基、C7 〜C40-アルキルアリール基またはC8 〜C40-アリールアルケニル基であり、R3 およびR4 は、互いに同一か、または異なっていて、中央原子M1 と一緒にサンドイッチ構造を形成することができる単核または多核炭化水素残基であり、R5 は【化4】=BR6 、=AlR6 、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO2 、=NR6 、=CO、=PR6 またはP(O)R6 、(式中、R6 、R7 、およびR8 は、互いに同一か、または異なっていて、水素原子、ハロゲン原子、C1 〜C10-アルキル基、C1 〜C10-フルオロアルキル基、C6 〜C10-フルオロアリール基、C6 〜C10-アリール基、C1 〜C10-アルコキシ基、C2 〜C10-アルケニル基、C8 〜C40-アリールアルケニル基またはC7 〜C40-アルキルアリール基するかあるいはR6 およびR7 若しくはR6 およびR8 はそれそれの場合、これらを結合する原子とともに環を形成し、そしてM2 は珪素、ゲルマニウムまたは錫である〕で表される化合物である触媒の存在下で重合を遂行することからなる、上記製造方法。
IPC (5件):
C08F210/06 MJF ,  C08F 4/642 MFG ,  C08F 4/646 MFG ,  C08J 5/00 CES ,  C08J 5/18 CES
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-200813

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