特許
J-GLOBAL ID:200903034498555630

電動車の電動車輪

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248373
公開番号(公開出願番号):特開平10-086885
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】モーターのロータ、ステータ間のギャップ拡大によるモータ損失の増加を生じることなく、ホィールからモータへの衝撃や振動の伝達を抑止してローターとステータとの接触防止が可能な電動車の電動車輪を提供する。【解決手段】ロータ7がステータの外周側に配置されるアウタロータ形式のモータが採用され、このロータ7がスポーク201、202などの車輪部分に直結されるダイレクトドライブ型電動車輪構造が採用される。ロータ7はローターベース5の外周部に固定され、ローターベース5の内周部が筒体形状の第1ハブ4に固定され、更にローターベース5から軸方向に所定距離離れてスポーク201、202がローターベース5に接することなく第1ハブ4、第2ハブ6に固定される。すなわち、輪軸1に軸受け2、3を介して回転自在に支持される径小筒状の第1ハブ4はスポーク202の径方向内端部を支承するとともに、ローターベース5の径方向内端部を支承する。したがって、ロータが発生する駆動トルクはローターベース及びハブを通じてホィールに伝達される。
請求項(抜粋):
車体フレームに固定される輪軸と、ステータコイルが巻装されたステータコアを有するステータと、周方向極性交互に複数の永久磁石を有して前記ステータの外周側に配設されるロータとを備えるアウタロータ構造のダイレクトドライブ式モータと、前記輪軸に回転可能に嵌着される円盤部と、前記円盤部から前記ロータを囲包する向きに延設されて前記ロータが固定される筒部とを有するローターベースと、前記輪軸に嵌着、支承される筒部と、内周部が前記筒部に固定されるとともに外周部が前記ステータコアに固定される円盤部とを有するステータベースと、前記輪軸に回転自在に嵌着されて前記ローターベースの径方向内端部に固定される筒状の第1ハブと、前記モータを挟んで前記第1ハブの軸方向反対側に位置して前記輪軸に回転自在に嵌着される第2ハブと、タイヤが嵌着されるリムと前記両ハブを結合するスポークとを備え、前記スポークの内端部は、前記ローターベースに接することなくかつ、前記ローターベースの径方向内端部から軸方向外側へ所定距離離れて前記第1ハブに係止されることを特徴とする電動車の電動車輪。
IPC (4件):
B62M 23/02 ,  A61G 5/04 505 ,  B60K 7/00 ,  H02K 29/00
FI (4件):
B62M 23/02 H ,  A61G 5/04 505 ,  B60K 7/00 ,  H02K 29/00 Z

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