特許
J-GLOBAL ID:200903034502891038

多重パネルディジタイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 邦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273901
公開番号(公開出願番号):特開平9-128133
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【目的】複数毎のディジタイザタブレットを使用して所望の大きさのディジタイザタブレットを形成できる多重ディジタイザを提供する。【構成】平面上に二次元位置を示す電気信号列を生成する多重パネルディジタイザであって、それぞれに所定数のコンダクタ格子26を組み込んだ複数のディジタイザ用パネル48、50、52が、その縁部が所定長重畳されてなるディジタイザタブレット40と;ディジタイザタブレット40に近接することにより、ディジタイザタブレット40上の任意の点を指定するスタイラス22、スタイラス22により指定された位置を、コンダクタ格子26から得られる信号に基づき特定するコンピュータ37を備えた。
請求項(抜粋):
平面上の二次元位置を示す電気信号列を生成する多重パネルディジタイザであって、下部層と;上部ディジタイザパネルと下部ディジタイザパネルを有するディジタイザタブレットと;コイルを有するチップを有し、前記パネルアッセンブリに対して相対移動操作可能なスタイラス手段と;を備え、前記上部及び下部ディジタイザパネルはそれぞれ、前記下部層と平行に配置された、第1平面コンダクタ巻線及び第2平面コンダクタ巻線を備えた第1コンダクタ格子を備え、前記第1コンダクタ格子の前記第1平面コンダクタ巻線は所定ピッチの複数のコンダクタループ線を備え、前記第1コンダクタ格子の前記第2平面コンダクタ巻線は、前記第1平面コンダクタ巻線の前記コンダクタループ線の前記ピッチとは若干異なるピッチの複数のコンダクタループ線を備え;さらに前記上部及び下部ディジタイザパネルはそれぞれ、前記下部層と平行に配置された第2コンダクタ格子を備え、前記第2コンダクタ格子は、前記第1コンダクタ格子方向と直交する方向に配置された、第1平面コンダクタ巻線及び第2平面コンダクタ巻線を備え、前記第2コンダクタ格子の前記第1平面コンダクタ巻線は所定ピッチの複数のコンダクタループ線を備え、前記第2コンダクタ格子の前記第2平面コンダクタ巻線は、前記第2コンダクタ格子の前記第1平面コンダクタ巻線の前記コンダクタループ線の前記ピッチとは若干異なるピッチを有する複数のコンダクタループ線を備え、前記上部ディジタイザパネルは前記下部ディジタイザパネルと重畳する領域を有し、前記上部ディジタイザパネルと前記下部ディジタイザパネルは前記領域で互いに重畳し、前記上部ディジタイザパネルと前記下部ディジタイザパネルと共に配置されて前記下部層上に均一な厚さのパネルアッセンブリを形成する第1充填部材及び第2充填部材;前記パネルアッセンブリ上面にワーク支持面と共に積層配置されて前記ディジタイザタブレットの表面を規定する平面コア材;を備え、前記スタイラス手段は、前記スタイラス手段が前記ワーク支持面に近接して移動すると、前記パネルアッセンブリと連係してスタイラス励起信号を生成するスタイラス励起信号生成手段を備えた、平面上に二次元位置を示す電気信号列を生成する多重パネルディジタイザであって、さらに、前記スタイラス手段、前記第1及び第2コンダクタ格子と電気的に接続された制御手段を備え、この制御手段は、前記上部及び下部ディジタイザパネルの前記第1及び第2コンダクタ格子それぞれから出力された信号を受信し、前記タブレット平面上における前記スタイラス手段のコイル位置を示す信号を前記上部及び下部ディジタイザパネルそれぞれについて生成する位置信号生成手段;および、前記上部及び下部ディジタイザパネルからの前記スタイラス手段のコイル位置を示す信号を数値化し、前記上部ディジタイザパネルのコイル位置信号と前記下部ディジタイザパネルのコイル位置信号とから正確であると計算された信号を選択する位置検証手段;を備えたことを特徴とする多重パネルディジタイザ。
IPC (3件):
G06F 3/03 325 ,  G06F 3/03 ,  G01R 33/02
FI (4件):
G06F 3/03 325 C ,  G06F 3/03 325 P ,  G01R 33/02 B ,  G01R 33/02 Q
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-257018
  • 特開平2-224009

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