特許
J-GLOBAL ID:200903034503000641

Fe-B-R系ボンド磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209773
公開番号(公開出願番号):特開平6-036915
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 Fe3B型Fe-B-(R,Dy)系磁石(Rは希土類元素)に着目して、iHcと(BH)maxを向上させ、5kG以上の残留磁束密度Brを有しハードフェライト磁石の代替えとして安価に提供できるFe3B型R-Fe-B系ボンド磁石。【構成】 希土類元素R(RはNdまたはPrの1種または2種)の1部をDyにて置換した特定組成のFe-Co-B--(R,Dy)系合金溶湯を超急冷後、熱処理し、完全にアモルファス組織としなくても、体心正方晶Fe3P型結晶構造を有する鉄を主成分とするホウ化物相を主相とする平均結晶粒径が5〜100nmの微細結晶集合体となり、該ホウ化物相のほか、Nd2Fe14B型結晶構造を有する強磁性相が共存するボンド磁石用合金粉末が得られ、樹脂との結合により、iHc≧4kOe、Br≧5kG、(BH)max≧3MGOeの磁気特性を有するボンド磁石を得る。
請求項(抜粋):
合金粉末の組成式をFe100-x-y-zCoxBy(R1-aDya)z(但しRはPrまたはNdの1種または2種)と表し、組成範囲を限定する記号x、y、z、aが下記値を満足し、体心正方晶Fe3P型結晶構造を有する鉄を主成分とするホウ化物相とNd2Fe14B型結晶構造の構成相とが同一粉末粒子中に共存し、各構成相の平均結晶粒径が5nm〜100nmの範囲にあり、平均粒径が3μm〜500μmである粉末を樹脂にて結合したことを特徴とするFe-B-R系ボンド磁石。0.05≦x≦15at%16≦y≦22at%3≦z≦5.5at%0.02≦a≦0.7
IPC (3件):
H01F 1/08 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/053
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-169357

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