特許
J-GLOBAL ID:200903034510345158

完全プレハブ架線工法用のプレハブ電線連を巻き取る電線ドラムおよび該プレハブ電線連の電線ドラム巻き取り時のプロテクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-151580
公開番号(公開出願番号):特開平7-336825
出願日: 1994年06月09日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 プレハブ電線連における電線の整列巻きを行う。各各プレハブ電線の圧縮形引留クランプの口元近傍部分の曲がりによる電線損傷を防止する。【構成】 一延線区間を形成する複数の耐張区間径間に合わせた複数本のプレハブ電線を割りワイヤを介在させて一連続に連結してプレハブ電線連とする。このプレハブ電線連を電線ドラム21に巻き取る。電線ドラム21の胴部22を複数の領域に仕切る仕切り板27を設ける。仕切り板27に隣接して可動クランプ受台28を設置する。鍔部23に隣接して固定クランプ受台24を設置する。各クランプ受台24,28は,プレハブ電線の巻き始め側の圧縮形引留クランプを乗せるための,胴部22の外周からほぼ接線方向に延びるクランプ載置面24a,28aを持つ。電線6が圧縮形引留クランプ5の口元部分での急激な曲げを受けることはなく,クランプ口元部分での電線6の曲げ損傷が防止される。プレハブ電線連の各プレハブ電線は各自の領域に分割して巻き取られ,割りワイヤや圧縮形引留クランプの妨げを受けないので,整列巻きが可能である。
請求項(抜粋):
複数の耐張区間径間を一延線区間として延線するために複数本のプレハブ電線を割りワイヤを介して一連続に連結してなる完全プレハブ架線工法用のプレハブ電線連を巻き取る電線ドラムであって,電線ドラムの胴部をドラム幅方向の複数の領域に仕切る仕切り板を胴部の外周に設けるとともに,この仕切り板に隣接するドラム胴部の外周に,前記プレハブ電線連の2番目以降のプレハブ電線の巻き始め側の圧縮形引留クランプを乗せるための,胴部外周からほぼ接線方向に延びるクランプ載置面を持つ可動クランプ受台を設置位置をドラム胴部の円周方向に調整可能に設けたことを特徴とする完全プレハブ架線工法用のプレハブ電線連を巻き取る電線ドラム。

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