特許
J-GLOBAL ID:200903034513586342

オフセット電圧の自動補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-164051
公開番号(公開出願番号):特開平9-018249
出願日: 1995年06月29日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 個人差なく自動的にオフセット電圧を相殺して出力誤差を最小に抑える。【構成】 初段増幅器3に磁気ヘッド2からの磁気ヘッド信号が入力していない状態で、初段増幅器3のオペアンプにオフセット電圧が存在すると、そのときの出力は、比較器5において0に近い値の補正用基準電圧Vs’と比較され、オフセット電圧の存在に応じた出力がなされる。制御手段8は、比較器5の信号に基づいて電圧発生手段7が発生するバイアス電圧ΔVの可変量を制御し、このバイアス電圧ΔVを初段増幅器3に供給してオフセット電圧を自動的に相殺する。バイアス電圧ΔVは、比較器5よりオフセット電圧無しを示す出力がなされるまで所定の分解能で可変制御される。これにより、オペアンプに存在するオフセット電圧は、個人差なく自動的に相殺され、比較器の出力誤差を最小に抑えることができる。
請求項(抜粋):
入力信号を所定の利得で増幅するオペアンプを有する直流増幅器(3,4)と、前記オペアンプが持つオフセット電圧を検出するための0に近い値に設定された補正用基準電圧(+Vs’,-Vs’)を発生する基準電圧発生手段(6)と、前記直流増幅器の出力を、前記補正用基準電圧と比較して前記オフセット電圧の有無に応じた信号を出力する比較器(5)と、前記直流増幅器に供給される前記オペアンプのオフセット電圧を相殺するためのバイアス電圧(ΔV)を発生するバイアス電圧発生手段(7)と、該バイアス電圧発生手段が発生するバイアス電圧の可変量を、前記比較器の信号に基づいて制御する制御手段(8)とを具備することを特徴とするオフセット電圧の自動補正装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • オフセット調整装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-182618   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開平1-185004
  • 特開昭63-224522
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