特許
J-GLOBAL ID:200903034518818748

暗号文復号用の鍵の管理方法及び管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218497
公開番号(公開出願番号):特開平11-065933
出願日: 1997年08月13日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 暗号化されたデータの復号に用いる鍵が使用不可能となった時に該鍵を回復するための、鍵を管理する方法及び装置を提供する。【解決手段】 非対称鍵系暗号に基づいて暗号文作成及び復号側(ユーザ側)専用に生成された鍵ペアのパブリック鍵と暗号文作成者の識別情報とを、鍵を管理及び回復する管理側に登録する。更に、非対称鍵系暗号に基づいて管理側専用に生成された鍵ペアのパブリック鍵をユーザ側に格納する。ユーザ側は管理側のみが復号可能なように鍵を暗号化する。暗号化の第1段階でユーザ側専用の鍵ペアのプライベート鍵を用い、第2段階で管理側専用の鍵ペアのパブリック鍵を用いる。鍵が使用不可能になった時、管理側はユーザ側からの依頼を受けて、管理側専用の鍵ペアのプライベート鍵と、上記識別情報を用いて検索されたユーザ側専用の鍵ペアのパブリック鍵とを用いて、暗号化された鍵を元の状態にする。
請求項(抜粋):
情報処理装置によって生成された情報の管理を管理側に依頼する依頼側と、前記情報のコピーを管理する前記管理側であって、前記依頼側から該情報の回復の依頼を受けたときに、該情報のコピーを回復して回復依頼者に渡す前記管理側と、によって行われる前記情報の管理及び回復の方法において、(1)前記管理側において、非対称鍵系暗号に基づいて生成された前記管理側専用の鍵ペアの一方を格納するステップと、(2)前記依頼側に前記管理側専用の鍵ペアの他方の鍵を格納するステップと、(3)前記依頼側において、非対称鍵系暗号に基づいて生成された前記依頼側専用の鍵ペアの一方を格納するステップと、(4)前記依頼側が、前記管理側に前記依頼側専用の鍵ペアの他方の鍵を登録するステップと、(5)前記依頼側において、前記情報のコピーを、前記依頼側専用の前記鍵ペアの前記一方の鍵を用いてカプセル化する第1カプセル化ステップと、(6)前記依頼側において、前記第1カプセル化ステップでカプセル化された前記情報のコピーを、前記管理側専用の前記鍵ペアの前記他方の鍵を用いて更にカプセル化する第2カプセル化ステップと、(7)前記依頼側から前記情報の回復を前記管理側に依頼するステップと、(8)前記管理側において、前記依頼側からの前記情報の回復の依頼を受けるステップと、(9)前記管理側において、前記管理側専用の前記鍵ペアの前記一方の鍵を用いて、前記第2カプセル化ステップで行われたカプセル化を解き、前記情報のコピーを、前記第1カプセル化ステップでカプセル化された状態に戻す第1解錠ステップと、(10)前記管理側において、前記依頼側専用の前記鍵ペアの前記他方の鍵を用いて、前記第1カプセル化ステップで行われたカプセル化を解き、前記情報のコピーを元の状態に回復する第2解錠ステップと、を含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
G06F 12/14 320 ,  G09C 1/00 630 ,  G09C 1/00 660 ,  H04L 9/08
FI (4件):
G06F 12/14 320 B ,  G09C 1/00 630 Z ,  G09C 1/00 660 G ,  H04L 9/00 601 Z

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