特許
J-GLOBAL ID:200903034521227980

ICカードを用いたデータ処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-007671
公開番号(公開出願番号):特開平6-215210
出願日: 1993年01月20日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ICカードを利用したデータ処理システムにおいて、ICカードのデータ記憶領域を複数の主体が共同利用する場合に、その記憶領域を出来るだけ有効に利用できるようにし、かつ、そのような共同利用を行う主体間での記憶データのセキュリティを確保する。【構成】 ICカード9は、複数の主体の各々に関わるデータを格納するための第1の記憶領域125と、この第1の記憶領域に格納されたデータの各々が関わる主体の識別コードを格納するための第2の記憶領域123と有する。そして、システムのセンタ装置に対しては、第1及び第2の記憶領域125、123の両方について読み出し権及び書き込み権の双方が解錠される。しかし、各主体が使用する端末装置に対しては、第1の記憶領域125については読み出し権のみが解錠され、第2の記憶領域123については読み出し権及び書き込み権が解錠される。
請求項(抜粋):
複数の異なる主体にそれぞれ関わる複数のデータを格納するための記憶手段と、この記憶手段内のデータに対するアクセス権を管理する管理手段とを有するICカードを用いた、前記複数の主体に関わるデータの処理システムにおいて、前記システム全体の為に設けられた、前記複数の主体にそれぞれ関わる複数のデータを発生するための第1の処理装置と、前記複数の主体の内の特定の一部の主体の使用に供される第2のデータの処理装置と、を具備し、前記ICカードの前記記憶手段は、前記複数の主体の各々に関わるデータを格納するための第1の記憶領域と、この第1の記憶領域に格納されたデータの各々が関わる主体の識別コードを格納するための第2の領域と、を有し、前記ICカードの前記管理手段は、前記第1及び第2のデータ処理装置の各々からの前記記憶手段へのアクセス要求を受けて、このアクセス要求が前記第1及び第2のデータ処理装置のいずれからのものかを識別する手段と、前記第1のデータ処理装置からのアクセス要求に対しては、前記第1及び第2の記憶領域の両方について読み出し権及び書き込み権の双方を解錠し、前記第2のデータ処理装置からのアクセス要求に対しては、前記第1の記憶領域については読み出し権のみを解錠し、前記第2の記憶領域については読み出し権及び書き込み権を解錠する解錠手段とを有することを特徴とするデータ処理システム。
IPC (3件):
G06K 19/07 ,  G06F 12/14 310 ,  G06K 19/10
FI (2件):
G06K 19/00 N ,  G06K 19/00 R

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