特許
J-GLOBAL ID:200903034521309471

酸素捕捉性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-298779
公開番号(公開出願番号):特開平6-145661
出願日: 1992年11月09日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 空気中の酸素による金属の錆の発生、および食品、薬品類の酸化による変質等の防止、さらに防虫、防黴を必要とする被覆、包装、および塗料等の分野で利用可能な酸素捕捉性組成物を提供することを目的とする。【構成】 特定の標準酸化還元電位を有する還元性物質(A)と、特定の標準電極電位を有する金属の塩もしくはその金属と有機化合物との錯化合物(B)とを溶融状態の熱可塑性ポリマー(C)中に混合し、還元性物質(A)の還元作用により、金属の塩またはその金属と有機化合物との錯化合物(B)が金属および/または混合前の状態よりも酸化数が減少した金属の塩もしくはその金属と有機化合物との錯化合物として該熱可塑性ポリマー(C)中に微粒子状態で分散または溶解していることを特徴とする酸素捕捉性組成物。
請求項(抜粋):
標準酸化還元電位(水溶液中で25°Cにおける値)がpH値0のとき-0.2以下、もしくはpH値14のとき-0.9以下であるような還元性物質(A)と、標準電極電位(水溶液中で25°CにおけるpHが0のときの値)が-0. 6〜+0.4である金属の塩もしくはその金属と有機化合物との錯化合物(B)とを溶融状態の熱可塑性ポリマー(C)中に混合し、還元性物質(A)の還元作用により、金属の塩またはその金属と有機化合物との錯化合物(B)が金属および/または混合前の状態よりも酸化数が減少した金属の塩もしくはその金属と有機化合物との錯化合物として該熱可塑性ポリマー(C)中に微粒子状態で分散または溶解していることを特徴とする酸素捕捉性組成物。

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