特許
J-GLOBAL ID:200903034521613030

輝度及び色信号分離回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-002313
公開番号(公開出願番号):特開平5-083732
出願日: 1991年01月11日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 輝度信号の相関度のみならず、色信号の相関度も検出して相関度の大きいラインから輝度信号と色信号を分離させ、ライン間信号の相関の全然ない場合は帯域濾波された信号を出力して的確な濾波がなるようにする輝度及び色信号分離回路を提供する。【構成】 第1遅延器と、第2遅延器と、第1減算器と、第1加算器と、第2加算器と、減算器と、第1及び第2ローパスフィルタと、第2及び第3バンドパスフィルタと、相関検出部と、係数発生部と、第1バンドパスフィルタと、マルチプレクサより構成される。【効果】 本発明によれば、輝度及び色信号の分離時、上下ラインとの類似性を検出して類似性の大きいラインから輝度信号と色信号を分離することによって、より的確な濾波が可能になる画質改善効果がある。
請求項(抜粋):
カラー映像処理システムの複合映像信号から輝度及び色信号分離回路において、複合映像信号CVを1H遅延する第1遅延器D1と、前記第1遅延器D1出力を1H遅延する第2遅延器D2と、前記第1遅延器D1出力に前記複合映像信号CVを減算する第1減算器10と、前記複合映像信号CVに前記第1遅延器D1出力を加算する第1加算器20と、前記第1遅延出力と第2遅延出力を加算する第2加算器30と、前記第1遅延出力に第2遅延出力を減算する減算器40と、前記第1及び第2減算器10,40出力をそれぞれローパスフィルタリングして輝度成分(△YL ;A,D)を出力する第1及び第2ローパスフィルタLPF1,LPF2と、前記第1及び第2加算器20,30出力をそれぞれ所定帯域でろ波して色成分(△C;B,C)を出力する第2及び第3バンドパスフィルタ部BPF2,BPF3と、前記四つのフィルタLPF1,BPF1,BPF2,LPF2出力A,B,C,Dから相関度を検出して第1〜第4相関制御信号w,x,y,zを発生する相関検出部60と、前記第1〜第4相関制御信号w〜zを論理組合して相関検出係数を発生する係数発生部70と、前記第1遅延器D1出力を帯域ろ波する第1バンドパスフィルタBPF1と、前記第1バンドパスフィルタBPF1出力と前記第1及び第2減算器10,40出力を相関度検出結果に応じて選択的に出力するマルチプレクサMUX1とより構成されることを特徴とする回路。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-008793

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