特許
J-GLOBAL ID:200903034532255446

球帯状シール体ならびにその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-186783
公開番号(公開出願番号):特開平10-009396
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 600°Cないし700°Cに至る高温条件下においても、異常摩擦音の発生がなく、シール性に優れ、シール体としての機能を満足することができる自動車排気管の球面管継手に使用される球帯状シール体を提供する。【解決手段】 中央部に貫通孔51を規定する円筒内面52を備え、外面53が部分凸球面状に形成された球帯状シール体54は、円筒内面52から部分凸球面状の外面53近傍にかけてのその内部では、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材と混在一体化されて圧縮された耐熱材と、黒鉛及び金属フッ化物と、リン酸アルミニウムとを具備し、部分凸球面状の外面53近傍から部分凸球面状の外面53にかけてのその内部では、窒化ホウ素とアルミナ及びシリカとからなるすべり層を具備し、このすべり層には、金網からなる補強材が配されている。
請求項(抜粋):
中央部に貫通孔を規定する円筒内面を備え、外面が部分凸球面状に形成された、とくに排気管継手に使用される球帯状シール体であって、該円筒内面から部分凸球面状の外面近傍にかけてのその内部では、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、かつこの補強材と混在一体化されて圧縮された耐熱材とを主として具備し、更に、黒鉛及び金属フッ化物のうちの少なくとも一方と、リン酸アルミニウムとを、補強材及び耐熱材と混在一体化させて具備し、部分凸球面状の外面近傍から部分凸球面状の外面にかけてのその内部では、少なくとも、窒化ホウ素とアルミナ及びシリカのうちの少なくとも一方とからなる潤滑組成物からなるすべり層を具備し、このすべり層には、当該すべり層に混在一体化されて圧縮された金網からなる補強材が配されており、すべり層とこのすべり層に混在一体化された金網からなる補強材とが露出した部分凸球面状の外面は、平滑な面に形成されていることを特徴とする球帯状シール体。
IPC (2件):
F16J 15/12 ,  F01N 7/08
FI (2件):
F16J 15/12 H ,  F01N 7/08 F
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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