特許
J-GLOBAL ID:200903034534528946

ロックアップクラッチの締結力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284735
公開番号(公開出願番号):特開平11-108177
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 トルクコンバータの入力部材と出力部材との間に介設されたロックアップクラッチをコンバータ状態またはロックアップ状態から、上記両部材が相対回転可能に締結されるスリップ状態に移行させる場合において、スリップ量を目標値に収束させるようにフィードバック制御する際に、上記スリップ量のオーバーシュートを抑制することを課題とする。【解決手段】 ロックアップクラッチを締結方向または解放方向に制御してスリップ状態に移行させるときに、フィードバック制御の開始時から所定期間の間、上記制御方向へのフィードバック制御の実行の周期を所定の制御周期より長くする。
請求項(抜粋):
トルクコンバータの入力部材と出力部材とを完全に締結するロックアップ状態と完全に解放するコンバータ状態と両部材を相対回転可能に締結するスリップ状態のいずれかに選択的に制御されるロックアップクラッチと、該ロックアップクラッチの締結力を調整する締結力調整手段と、上記両部材間のスリップ量に関する値を含む当該車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状態検出手段の検出結果に基づいて上記ロックアップクラッチをスリップ状態とすべきことを判定したときに、上記締結力調整手段を作動させてスリップ量を目標スリップ量に制御する制御手段とが備えられたロックアップクラッチの締結力制御装置であって、上記制御手段は、上記締結力調整手段を作動させてロックアップクラッチのスリップ量を目標スリップ量となるようにフィードバック制御する場合に、その制御開始時から所定期間の間は、その所定期間の経過後よりも、フィードバック制御の実行の周期を長くすることを特徴とするロックアップクラッチの締結力制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 61/14
FI (2件):
F16H 61/14 601 J ,  F16H 61/14 601 R

前のページに戻る