特許
J-GLOBAL ID:200903034535124016

多室形空気調和機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-014825
公開番号(公開出願番号):特開2004-226006
出願日: 2003年01月23日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
【課題】冷房運転時に圧縮機吸入側の冷媒が過度な湿り状態とならず、暖房運転時に停止した室内ユニットによる冷媒回路のガス欠状態を回避し、かつ、不快な冷媒音が発生しにくい多室形空気調和機の制御装置を提供する。【解決手段】制御部13に、吸入圧力検出部13a と、冷媒ガス飽和温度を算出する冷媒ガス飽和温度演算部13d と、吐出圧力検出部13b と、吸入圧力と吐出圧力とにより圧縮比を演算する圧縮比演算部13h と、算出された圧縮比を入力し、テーブルに記憶したポリトロープ指数を選択する定数設定部13e と、吐出温度検知部13c と、吸入側の圧力と吐出側の圧力と冷媒ガス飽和温度とポリトロープ指数とを入力し、ポリトロープ変化式に代入して目標吐出冷媒温度を算出する演算部13f と、目標吐出冷媒温度と検出した圧縮機の吐出側の温度との温度差に基づいて室内膨張弁7a,7b,7cの開度を制御する弁開度制御部13g とを備える。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
少なくとも1台の圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、室外膨張弁からなる室外ユニットと、室内熱交換器と室内膨張弁を備えた複数の室内ユニットとを接続して冷媒回路を構成してなり、 前記圧縮機の吸入側の圧力を検出する吸入圧力センサと、吐出側の圧力を検出する吐出圧力センサとの検出値に対応して前記室外膨張弁を制御する制御部を備えてなる多室形空気調和機であって、 前記制御部には、前記吸入圧力センサで検出した吸入圧力により冷媒ガス飽和温度を算出する冷媒ガス飽和温度演算部と、前記吸入圧力と前記吐出圧力センサで検出した吐出圧力とにより圧縮比を算出する圧縮比演算部と、算出された圧縮比を入力し、前記圧縮機の特性により決定されてテーブルに記憶したポリトロープ指数を選択して出力する定数設定部と、吐出温度センサが検出した吐出温度を検知する吐出温度検知部と、検出した吸入側の圧力と吐出側の圧力と算出された前記冷媒ガス飽和温度と選択されたポリトロープ指数とを入力し、これらをポリトロープ変化式に代入して目標吐出冷媒温度を算出する演算部と、算出された前記目標吐出冷媒温度と検出した前記圧縮機の吐出側の温度との温度差に対応して前記室内ユニット内の室内膨張弁の開度を制御する弁開度制御部とを備えてなることを特徴とする多室形空気調和機の制御装置。
IPC (3件):
F25B13/00 ,  F24F11/02 ,  F25B1/00
FI (4件):
F25B13/00 104 ,  F24F11/02 102F ,  F24F11/02 102T ,  F25B1/00 304Q
Fターム (12件):
3L060AA06 ,  3L060AA08 ,  3L060CC04 ,  3L060DD08 ,  3L060EE09 ,  3L092GA04 ,  3L092GA06 ,  3L092JA01 ,  3L092JA03 ,  3L092KA03 ,  3L092KA05 ,  3L092LA06

前のページに戻る