特許

J-GLOBAL ID：200903034540546174

車両用空調装置

発明者： 長山 賢昭
出願人/特許権者： マツダ株式会社
代理人 (1件)： 前田 弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-019375
公開番号（公開出願番号）：特開平6-016028
出願日： 1991年01月18日
公開日（公表日）： 1994年01月25日
要約：

【要約】【目的】 車室内に設けられた室温センサから得た室温の空調演算への算入を遅延させるようにした車両用空調装置の過渡期における応答遅れを解消する。【構成】 現在の室温Trと、空調制御のための目標温度Ttとの差に応じて、空調制御のための演算に算入する室温Trを可変的に遅延させる遅延制御手段7を設けている。これにより、時々刻々変化する目標温度Ttと室温Trとの差に応じた、つまり、そのときの空調状態に応じた柔軟な遅延対応をとることができるので、過渡期においても応答遅れのない良好な立ち上がりの過渡特性を得ることができる。

請求項（抜粋）：

車室内の温度を、乗員が設定した設定温度に空調制御するにあたり、車室内の温度を検出するための室温センサから得た室温をその空調制御をおこなうための演算に遅延して算入させるようになっている車両用空調装置において、そのときの室温と、その時点での空調制御のために目標とする目標温度との差に応じて、上記室温センサから得た室温を、上記空調制御をおこなうための演算に、可変的に遅延させて算入させる遅延制御手段が設けられていることを特徴とする車両用空調装置。