特許
J-GLOBAL ID:200903034547777619

半導体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-294262
公開番号(公開出願番号):特開平8-153868
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】光感度とdv/dt耐量とを同時に改善する。【構成】ベース層を低抵抗N型シリコン基板11とN型高抵抗層12とN型低抵抗層13の三つに分け、低抵抗層11,13のシート抵抗を1〜220Ω-cm、高抵抗層12のシート抵抗を200〜10000Ω-cmにする。高抵抗層12にP+ 型ゲート領域5と複数個のP+ 型埋込ゲート領域6を設ける。シリコン基板11の下面にP+ 型アノード領域2を、N型層13の上面にN+ 型カソード領域3を設ける。カソード領域3の表面からメサ・エッチしてゲート領域5を露出させる。パッシベーション膜10を形成し、窓あけした後、カソード領域3、ゲート領域5、アノード領域2の表面にカソード電極7、ゲート電極8、アノード電極9を設ける。
請求項(抜粋):
一導電型半導体層からなるベース領域と、このベース領域の一方の面に設けられた一導電型で前記ベース領域よりも不純物濃度が高いカソード領域と、このカソード領域の表面に分割して設けられた複数のカソード電極と、前記ベース領域の他方の面に設けられた逆導電型アノード領域と、前記カソード領域とアノード領域との間の前記ベース領域に接して設けられた逆導電型ゲート領域と、前記カソード領域とアノード領域との間の前記ベース領域に埋込まれかつ前記ゲート領域と離れて設けられた逆導電型埋込ゲート領域とを有する半導体装置において、前記ベース領域を一導電型半導体のアノード側低抵抗層と、このアノード側低抵抗層よりも抵抗値が高いゲート周辺高抵抗層と、このゲート周辺高抵抗層よりも抵抗値が低いカソード側低抵抗層の三層に分け、前記ゲート周辺高抵抗層に前記ゲート領域と埋込ゲート領域とを設けたことを特徴とする半導体装置。

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