特許

J-GLOBAL ID：200903034548178646

ポリカーボネート組成物

発明者： 佐藤 智徳
出願人/特許権者： オリンパス光学工業株式会社
代理人 (1件)： 奈良 武
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-065705
公開番号（公開出願番号）：特開平9-255864
出願日： 1996年03月22日
公開日（公表日）： 1997年09月30日
要約：

【要約】【課題】 ポリカーボネート樹脂の材料強度が低下することなく、長期に渡って高い摺動性を有する組成物とする。【解決手段】 ポリカーボネート樹脂100重量部に、流動粘度が100,000cSt以上あるいは平均分子量が60,000以上である高粘度ジメチルシリコーンオイル0.5〜3.0重量部と、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリルニトリル-スチレン樹脂、アクリルニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂の中から選択される少なくとも1種類の熱可塑性樹脂0.5〜3.0重量部とを添加する。本来相溶しないポリカーボネート樹脂とジメチルシリコーンオイルをポリマーアロイ状態にすることが可能になり、材料強度を犠牲にすることなく、高い摺動性を長期に渡って維持できるポリカーボネート組成物となる。

請求項（抜粋）：

流動粘度が100,000cSt以上または平均分子量が60,000以上である高粘度ジメチルシリコーンオイル0.5〜3.0重量部と、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリルニトリル-スチレン樹脂、アクリルニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂の中から選択された少なくとも1種の熱可塑性樹脂0.5〜3.0重量部とが、ポリカーボネート樹脂100重量部に添加されていることを特徴とするポリカーボネート組成物。

IPC (6件)：

C08L 69/00 LPQ ,  C08L 69/00 LPP ,  C08L 69/00 ,  C08L 83:04 ,  C08L 23:00 ,  C08L 25:04

FI (2件)：

C08L 69/00 LPQ ,  C08L 69/00 LPP