特許
J-GLOBAL ID:200903034553021194

畜産用マット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041575
公開番号(公開出願番号):特開平10-215719
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の畜産用マットは、ゴムチップを詰めたマットレスとなっているが、牛を一頭ずつ収容するスタンチョン方式の牛床には使用できるが、フリーストール方式の牛床には使用できないなどの問題がある。【解決手段】 マット本体2とマット本体を覆うカバー3から構成され、マット本体2はマット用カバー2Aと充填物2Bから構成され、マット用カバー2Aには適数本の扁平チューブ状の収納部2A4が設けられ、ゴムチップでなる充填物2Bは収納部に充填して構成され、マット本体を覆うカバー3は連結自在に構成されている。
請求項(抜粋):
マット本体(2)と、このマット本体を覆うカバー(3)から構成され、マット本体(2)は、マット用カバー(2A)と充填物(2B)から構成され、マット用カバー(2A)は、平面方形の上下布(2A1,2A1)を縫合して適数本の扁平チューブ状の収納部(2A4,2A4..)が併設され、ゴムチップ、プラスチックのくず、木材のチップなどでなる充填物(2B)は、各収納部(2A4,2A4..)に開口部(2A2)より充填されていると共に、当該各収納部は密閉され、カバー(3)は、マット本体(2)の面積に対応する寸法に構成された通水性,通気性を有する基本布地(3A)と、この基本布地(3A)における上下面のうち一方面における上端辺には、下辺が開口している上方袋状体(3B)が、また、下端辺には上辺が開口している下方袋状体(3C)が、そして、上方袋状体(3B)と下方袋状体(3C)との中間位置には基本布地(3A)を跨ぐようにベルト(3D)が張設され、基本布地(3A)の左方辺には左方の連結用筒状体(3E)が添設され、基本布地(3A)の右方辺には右方の連結用筒状体(3F)が添設され、上方袋状体(3B)における底部には当該底部の長さに相当する横棒(3G)が挿入され、この横棒には当該横棒を引っ張るためのひも(3H)が適当間隔で係止され、このひも(3H)は上方袋状体(3B)の外に引出され、マット本体(2)へのカバー(3)の装着状態は、カバー(3)における上方袋状体(3B)内にマット本体(2)の先方部分が挿入され、また、下方袋状体(3C)内にマット本体(2)の後方部分が挿入され、マット本体(2)の中央部分はベルト(3D)で抑えられていることを特徴とする畜産用マット。

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