特許
J-GLOBAL ID:200903034553377339

レンズの製造方法及びレンズ成形用型組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奈良 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-191319
公開番号(公開出願番号):特開2000-264655
出願日: 1999年07月06日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 ガラス素材からレンズを成形する際に、低い型温度での成形を可能とすると共に、型の全面の転写を可能とする。【解決手段】 製品であるレンズより大きな容積のガラス素材1を、上型2及び下型3と上型及び下型をガイドするガイド部材とを具備した型組立体8に設置し、型組立体8及びガラス素材1を非酸化性ガスで満たされたチャンバー10内に設置してガラス素材等を1010ポアズ以上で1013.3ポアズ以下に相当する温度範囲にまで加熱する。そして、ガラス素材1に押圧力を加えて、製品であるレンズの容積より余剰の部分が成形面の外側にはみ出した駄肉部分を有するレンズを押圧成形し、その後、室温まで継続的に冷却し、型組立体から成形されたレンズを取り出した後に、駄肉部分を芯取り加工により除去する。
請求項(抜粋):
製品となるレンズより大きな容積のガラス素材を、成形面をそれぞれ有する上型および下型とこれらの上型及び下型をガイドするガイド部材とを具備した型組立体の間に配置し、ガラス素材と、上型及び下型の少なくともガラス素材に接触する部分とを、ガラス素材の粘度で1010ポアズ以上で1013.3ポアズ以下に相当する温度範囲にまで加熱し、ガラス素材が前記温度範囲にあるときに上型又は下型の少なくとも一方を移動してガラス素材を押圧すると共に、上型及び下型の各成形面の外側に製品となるレンズの容積よりも余剰となる余剰部分をはみ出させて成形面を転写したレンズと余剰部分とを形成し、レンズを冷却して上型及び下型の間から取り出し、その後、少なくとも成形面の外側に形成された余剰部分を除去して製品となるレンズを得ることを特徴とするレンズの製造方法。
IPC (2件):
C03B 11/08 ,  C03B 11/00
FI (2件):
C03B 11/08 ,  C03B 11/00 A

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