特許
J-GLOBAL ID:200903034554246718

低温液化ガス配管の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-268635
公開番号(公開出願番号):特開平7-119893
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 保冷循環を行なわずに配管を低温に保持し、ガイザリング現象を防止する。【構成】 貯蔵運転時には、液排出調節弁17および貯槽元弁21を閉じておくとともに、スイッチ23を液レベルコントローラ19側に切り替えておく。配管系を放置しておくと、配管系内にガスが発生し、配管系内の最上端に設けられたガス溜め11に溜る。そこで、ガス溜め11内の液レベルを液レベル検出器14で検出し、ガス溜め11内の液レベルが一定となるように液供給調節弁20の開度を調節する。このとき、ガス溜め11内の液レベルがあるレベルよりも低い場合には、配管系の最下端に設けられた圧力検出器18で圧力を検出し、その圧力が一定となるようにガス抜き調節弁15の開度を調節してガス溜め11内のガスを抜く。
請求項(抜粋):
低温液化ガスを貯槽に受け入れるための配管を低温に保持する低温液化ガス配管の制御方法において、前記配管として、前記配管の最上端から上方に延びて突設されるガス溜めを形成したものを用い、低温液化ガスの放置によって前記配管内の低温液化ガスの一部が気化してガスを発生し、前記ガスが前記ガス溜め内まで上昇した際に、圧力を一定に保ちつつ、前記ガスと等しい量のガスを前記ガス溜めから抜き、かつ、前記気化した低温液化ガスと等しい量の低温液化ガスを前記貯槽から前記配管内に供給して前記配管を低温に保持することを特徴とする、低温液化ガス配管の制御方法。

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