特許
J-GLOBAL ID:200903034566856317

ディーゼル機関用燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-212935
公開番号(公開出願番号):特開平6-058217
出願日: 1992年08月10日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 電磁弁により、ノズルニードル背圧室(第1制御室)の燃料圧を高圧側、低圧側に切り替える際の高圧側から低圧側への瞬間的な燃料リークを利用して1回の電磁弁作動によりパイロット噴射とメイン噴射とを可能にする。【構成】 噴孔4を開閉するノズルニードル5は、第1制御室16と第2制御室17の圧力により制御され、これにより蓄圧配管26内の燃料を噴孔4から噴射する。非噴射時、第1制御室16は高圧を保持し、ノズルニードル5は着座している。パイロット噴射開始時、第1制御室16の圧力が次第に低下し、瞬間的リーク燃料がリーク通路23、60より第2制御室17に導入される。このときオリフィス63により第2制御室17の圧力は上昇し、ノズルニードル5がリフトし、パイロット噴射が始まる。前記瞬間的燃料リークがなくなると、第2制御室17の燃料はオリフィス63を介して排出され圧力が低下し、ノズルニードル5が着座し、パイロット噴射が終了する。
請求項(抜粋):
高圧燃料を蓄える蓄圧配管と、この蓄圧配管に連通する噴孔を開閉する摺動自在に配されたノズルニードルと、前記ノズルニードルを閉弁するための圧力を保持する第1制御室と、前記ノズルニードルを開弁するための圧力を保持する第2制御室と、前記蓄圧配管から前記第1制御室への燃料の流入と前記第1制御室から前記低圧側および第2制御室への燃料の流出とを切り替える制御弁と、前記第1制御室から前記低圧側への燃料の流出を制限する絞り手段と、を備えたことを特徴とするディーゼル機関用燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 47/00 ,  F02M 45/08 ,  F02M 51/00

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