特許
J-GLOBAL ID:200903034569689071

研削した末端のコイル部分を有する顕微外科手術用器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-519041
公開番号(公開出願番号):特表平9-507420
出願日: 1995年01月05日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】小径に研削され且つ強化スリーブ(38)で覆われた末端部分(36)を有する可撓性の顕微外科手術用器具(10)が開示される。該器具は、少なくとも一本の制御ワイヤー(20又は22)を保持する可撓性のコイル(14)に結合された基端の操作ハンドル(12)と、コイルの末端に及び制御ワイヤーに結合された末端作用子(18)とを備えている。コイルの末端部分は、縮小した外径に研削されており、このため、厚さが薄い。末端部分の剛性は、強化スリーブ(38)を研削した末端部分の上に配置することにより向上する。該強化スリーブは、研削した末端部分の縮小径とコイルの他の部分の径との差の略1/2に等しい厚さを有しており、このため、強化スリーブを所定位置に配置したとき、コイルの外径はその長さに沿って略一定である。
請求項(抜粋):
可撓性の顕微外科手術用器具にして、 a)基端における操作ハンドルと、 b)基端と、末端と、第一の外径とを有する可撓性の部材であって、該可撓性の部材の該基端が、前記基端における操作ハンドルに結合され、該可撓性の部材の末端部分が前記第一の外径よりも小さい第二の外径を有する、前記可撓性の部材と、 c)基端と、末端とを有し且つ前記可撓性の部材を貫通して伸長する少なくとも一本の制御ワイヤーであって、該少なくとも一本の制御ワイヤーの前記基端が前記基端の操作ハンドルに結合され、該基端における操作ハンドルの操作により、前記少なくとも一本の制御ワイヤーが前記可撓性の部材に関して並進運動されるようにした、前記少なくとも一本の制御ワイヤーと、 d)前記可撓性の部材の前記末端に結合されたクレビスであって、前記第一の外径に略等しい外径を有する基端のハブが設けられた前記クレビスと、 e)前記クレビスに及び前記少なくとも一本の制御ワイヤーの前記末端に結合された少なくとも一つの端部作用子であって、前記少なくとも一本の制御ワイヤーが前記可撓性の部材に関して並進運動することにより、該端部作用子が移動されるようにした、前記少なくとも一つの端部作用子と、 f)前記クレビスの前記基端ハブまで前記可撓性の部材の前記末端部分を覆う強化スリーブであって、前記第一の外径に略等しい外径を有する前記強化スリーブとを備えることを特徴とする可撓性の顕微外科手術用器具。

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