特許
J-GLOBAL ID:200903034583275255

デイジタル同期復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272778
公開番号(公開出願番号):特開平5-114922
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 低速ディジタル信号により位相変調された搬送波信号を入力し、ディジタル信号処理により同期検波復調を行うディジタル同期復調回路の提供。【構成】 入力された搬送波信号Carはリミッタ1を用いて振幅が一定化され、搬送波信号Carの位相変化タイミングの論理レベル信号Ss を出力する。この位相変化タイミング信号は同期化回路2でタイミング信号Stmで同期化され、発振器31、カウンタ32で構成される位相データをラッチ回路33でラッチする。ラッチされた位相データは加算回路4により位相補正が加えられ、サイン/コサイン信号変換回路5により直交信号に変換された後、積算回路6a,6bで積算される。誤差検出回路7で位相誤差を検出し、フィード・バック手段8を介して、位相誤差が零となるような補正が行われ、データ検出回路9で同期復調が行われる。
請求項(抜粋):
ディジタル位相変調された信号を取り込み、その振幅を制限して論理レベル信号に変換する振幅制限手段と、入力されたタイミング信号を前記論理レベル信号によりサンプルし、同期化したタイミング信号を形成する同期化手段と、クロック信号をカウントし、そのカウント値を前記同期化手段からのタイミング信号により記憶する計数記憶手段と、前記計数記憶手段に記憶された値に補正信号を加算してオフセットさせる加算手段と、前記加算手段からの出力をサイン信号とコサイン信号に変換する信号変換手段と、前記サイン信号とコサイン信号に基づいて位相誤差を求める誤差検出手段と、前記誤差検出手段からの位相誤差を平滑化し、その平滑信号から得た補正信号を前記加算手段に供給するフィード・バック手段と、前記信号変換手段からのサイン信号およびコサイン信号より判定領域を設定し、復調出力を得るデータ検出手段とを備えたことを特徴とするディジタル同期復調回路。

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