特許

J-GLOBAL ID：200903034590230186

エンジンの制御装置及び制御方法

発明者： 吉田 義幸 ,  箕輪 利通 ,  柏谷 峰雄 ,  大西 浩史 ,  天野 松男 ,  尾崎 直幸
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-136881
公開番号（公開出願番号）：特開平8-004574
出願日： 1994年06月20日
公開日（公表日）： 1996年01月09日
要約：

【要約】【目的】自動車のアクセルペダルを急に踏み込んだときのような過渡運転時でも希薄燃焼領域で運転することによって燃費の向上をはかり、ドライバーの意図に見合った加速性能を確保できるエンジン制御装置及び制御方法を提供することにある。【構成】ドライバーのアクセル操作量から目標空燃比と吸気管容積分の遅れを考慮したスロットル開度を演算し、これにより吸入空気量を制御する空気量制御手段6とアクセル操作量に見合った燃料噴射幅を演算する目標燃料噴射幅演算手段1と,燃料の応答の遅れを考慮する応答性考慮手段2と,燃料噴射幅に補正を加える燃料量補正手段4及び燃料噴射弁3とにより構成される。【効果】アクセルペダルを急に踏み込んだときのような過渡領域の希薄燃焼制御による燃費向上と、ドライバーの意図に見合った加速性能を確保できる。

請求項（抜粋）：

燃料に対する空気の割合を大きくして燃焼させる希薄燃焼エンジンと,前記希薄燃焼エンジンが吸入する空気量の増減を可能にする空気量制御手段と,前記希薄燃焼エンジンに燃料を供給する燃料噴射弁と,前記空気量制御手段と前記燃料噴射弁とにより生成された混合気に点火する点火源とを備えたエンジンの制御装置において、前記希薄燃焼エンジンに要求されたトルクに見合う必要な目標燃料噴射幅を演算する目標燃料噴射幅演算手段と,あらかじめ定められた目標空燃比に応じて前記目標燃料噴射幅演算手段により求められた目標燃料噴射幅に見合う目標空気量を演算する前記目標空気量演算手段と,前記目標燃料噴射幅により点火時期を演算する点火時期演算手段とを備えたことを特徴とするエンジンの制御装置。

IPC (7件)：

F02D 41/14 330 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 301 ,  F02P 5/15

引用特許：

審査官引用 (2件)

• エンジンの燃料噴射制御装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-165672   出願人：富士重工業株式会社
• 特開昭62-225743