特許
J-GLOBAL ID:200903034591600670

耐衝撃特性に優れた高強度高加工性熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-146844
公開番号(公開出願番号):特開平11-043725
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 十分な成形性と厳しい安全基準の両者を満足する、耐衝撃特性に優れた高強度高加工性熱延鋼板を提供する。【解決手段】C:0.05〜0.40mass%、 Si:1.0 〜3.0 mass%、Mn:0.6 〜3.0 mass%、 Cr:0.2 〜2.0 mass%を含有し、残部は実質的にFeの組成になる鋼スラブを、仕上げ温度:780 〜980°Cで熱間圧延を終了し、ついで 620〜780 °Cまで冷却したのち、1〜10秒間の等温保持処理か徐冷処理を施し、ついで 350〜500 °Cまで冷却してから、コイルに巻き取ったのち、10〜100 °C/hの冷却速度で 300°C以下まで冷却することによって、主相が初析フェライトで、第2相がマルテンサイト、針状フェライトおよび残留オーステナイトからなる鋼組織とする。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.40mass%、 Si:1.0 〜3.0 mass%、Mn:0.6 〜3.0 mass%、 Cr:0.2 〜2.0 mass%を含有し、残部は実質的にFeの組成になる鋼スラブを、1000〜1300°Cに加熱し、粗圧延後、仕上げ圧延を 780〜980 °Cの温度で終了し、ついで 620〜780 °Cまで冷却したのち、1〜10秒間の等温保持処理または冷却速度:20°C/s以下の徐冷処理を施し、ついで 350〜500 °Cまで冷却してから、コイルに巻き取ったのち、10〜100 °C/hの冷却速度で 300°C以下まで冷却することにより、初析フェライト主相中に、マルテンサイト、針状フェライトおよび残留オーステナイトからなる第2相を有する鋼組織とすることを特徴とする耐衝撃特性に優れた高強度高加工性熱延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/38
FI (4件):
C21D 9/46 T ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/38

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