特許
J-GLOBAL ID:200903034597610308

仮想音像定位用音響信号合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-100058
公開番号(公開出願番号):特開平10-294999
出願日: 1997年04月17日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 受聴者からの距離を目標位置の設定対象とし、一連の処理において、目標位置と制御対象となる音響伝達関数又はそれを反映する変数との間で一意な対応関係を実現する仮想音像定位用音響信号合成装置を提供する。【解決手段】 各系統の音響信号x1(t),x2(t)を入力し、畳込演算係数算出部(53)によって該各系統及び左右各チャネルにつき、音響信号x1(t),x2(t)における畳込演算係数を算出し、これを畳込部(21-1R/21-1L/21-2R/21-2L)によって入力音響信号に畳み込み演算を施すと共に、伝搬時間推定部(54)によって各系統及び左右各チャネルにつき音響信号x1(t),x2(t)における伝搬時間を推定し、遅延部(22-1R/22-1L/22-2R/22-2L)によってこの伝搬時間に対する遅延を施すと共に、受聴者と目標位置間の距離に応じて強度補正部(23-1R/23-1L/23-2R/23-2L)により各系統及び左右各チャネルにつき強度補正を施した結果の音響信号を左右各チャネルに出力する。
請求項(抜粋):
音響信号を入力する音響信号入力手段と、該音響信号の系統毎に距離及び方位角を含む目標位置を設定する目標位置設定手段と、利用可能な音響伝達特性又はそれを反映する変数群に対応する目標位置の集合と受聴者各耳相当点及び前記設定目標位置を通過する直線との交点への受聴者頭部中心点を原点とする方位角となるように前記設定方位角を各耳毎に補正する方位角補正手段と、前記補正方位角に対応した音響伝達特性又はそれを反映する畳込演算係数を各音響信号系統及び各耳に対応するチャネル毎に算出又は選択する算出選択手段と、前記音響伝達特性又はそれを反映する畳込演算係数を各系統及び各耳に対応するチャネル毎に入力音響信号に畳み込み演算を施す畳込演算手段と、該演算結果の音響信号を左右各チャネルに出力する音響信号出力手段とを有することを特徴とする仮想音像定位用音響信号合成装置。
IPC (3件):
H04S 1/00 ,  H04R 5/033 ,  H04R 23/02
FI (3件):
H04S 1/00 K ,  H04R 5/033 Z ,  H04R 23/02

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