特許
J-GLOBAL ID:200903034598075597

プッシュプル型スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163293
公開番号(公開出願番号):特開平10-014238
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成でプッシュプル型スイッチング電源装置の入力電流の導通角を広げてピーク電流を抑え、力率を改善する。【解決手段】 スイッチング制御回路5は、互いに半周期ずれた同一パルス幅の駆動パルスDP1,DP2をトランジスタQ1,Q2に出力して交互にスイッチングさせるが、そのパルス幅を半周期より広くしてトランジスタが同時オンになる期間を設ける。メイントランスTmの1次巻線N1の中間タップに入力する電力は、トランジスタQ1,Q2のいずれか片側オンの期間はメイントランスTmを介してコンデンサC2を充電し、同時オンの期間は1次巻線Nf1に印加されてフライバックトランスTfを励起するが、その励起エネルギは次の片側オンの期間に電流に変換されて、2次巻線NF2からダイオードD1を介してコンデンサC1を充電する。ダイオードブリッジ4の整流電圧が低い間は、コンデンサC1から電力が供給される。
請求項(抜粋):
トランスの中間タップを有する1次巻線の両端にそれぞれ一端を接続した第1及び第2のスイッチング素子の他端を互いに結合し、交流電源から入力する交流電力を1次直流電力に変換する全波整流回路の出力端子を、前記1次巻線の中間タップと前記スイッチング素子の結合点とにそれぞれ接続して、前記第1及び第2のスイッチング素子を交互にスイッチングすることにより、前記トランスの2次巻線に誘起される2次交流電力を整流平滑して出力するプッシュプル型スイッチング電源装置において、前記全波整流回路の出力端子と前記トランスの中間タップとの間に1次巻線を直列に介挿したフライバックトランスを設け、該フライバックトランスの2次巻線に整流用ダイオードを直列に接続し、その直列回路によって充電されるコンデンサと、該コンデンサの放電用ダイオードとを、前記全波整流回路の出力端子間に設けると共に、交互にスイッチングする前記第1及び第2のスイッチング素子が同時にオンになる期間を有するように制御するスイッチング制御手段を設け、前記コンデンサは、前記第1及び第2のスイッチング素子が同時にオンになった期間に前記フライバックトランスの2次巻線に誘起される電力によって充電され、前記全波整流回路の出力電圧の瞬時値が前記コンデンサの端子間電圧より低い期間に放電するようにしたことを特徴とするプッシュプル型スイッチング電源装置。
IPC (3件):
H02M 7/06 ,  H02J 3/18 ,  H02M 3/337
FI (4件):
H02M 7/06 G ,  H02M 7/06 A ,  H02J 3/18 B ,  H02M 3/337 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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