特許
J-GLOBAL ID:200903034609966308

脱穀装置のコーンケーブ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-186975
公開番号(公開出願番号):特開平8-051854
出願日: 1994年08月09日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【構成】 扱胴の周方向に沿う円弧状の桟14を多数並列配置し、多数の線材15を中心軸に沿う方向の一端部側の桟14から他端部側の桟14にわたってそれぞれ貫通させ、多数の桟14のうち、任意の個数おきに位置する所定数の桟14aにおける線材貫通用孔12を、その桟14aの内周面にほぼ接するように近づけて形成するとともに、残りの桟14bにおける線材貫通用孔13を、その桟14bの内周面から離間させて形成し、全ての桟14における周方向で対応する線材貫通孔12,13同士の芯が合うように、所定数の桟14aの内周面を残りの桟14bの内周面よりも径方向外方側に寄せた状態で、線材15を、中心軸に沿う方向の一端部側の桟14から他端部側の桟14にわたって貫通させてある。【効果】 桟の内周部が線材から径方向内方側に立ち上がった立ち上がり部を減らすことができ、あるいは前記立ち上がり部の面積を少なくすることができて、移送中の作物のコーンケーブ内周部への引っ掛かりを少なくして、作物の移送の負荷を軽減することができる。
請求項(抜粋):
扱胴(5)の周方向に沿う円弧状の桟(14)を、円弧の中心軸に沿う方向に多数並列配置し、多数の線材(15)を、前記桟(14)の周方向に一本づつ所定のピッチで振り分けた状態で、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟(14)から他端部側の桟(14)にわたってそれぞれ貫通させてある脱穀装置のコーンケーブ構造であって、前記多数の桟(14)のうち、任意の個数おきに位置する所定数の桟(14a)における線材貫通用孔(12)を、その桟(14a)の内周面にほぼ接するように近づけて形成するとともに、残りの桟(14b)における線材貫通用孔(13)を、その桟(14b)の内周面から離間させて形成し、全ての桟(14)における周方向で対応する線材貫通孔(12),(13)同士の芯が合うように、前記所定数の桟(14a)の内周面を前記残りの桟(14b)の内周面よりも径方向外方側に寄せた状態で、前記線材(15)を、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟(14)から他端部側の桟(14)にわたって貫通させてある脱穀装置のコーンケーブ構造。

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