特許
J-GLOBAL ID:200903034614033905
接地発生点標定方法および該方法に使用する接地発生点標定用ツール
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220881
公開番号(公開出願番号):特開平8-062278
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【構成】 接地事故を検知されたとき接地事故が想定される近傍の測定点として渡り配線ケーブルに流れる電流を測定する電流測定器を配し、接地点と接地事故発生点との間に流れる接地電流を遮断または通電する収納盤に配置される接地電流断続器を開として電流測定器へ流れる直流負荷電流のみを測定してこの測定値を零とするように電流測定器を操作し、接地電流断続器を閉として電流測定器へ流れる電流を測定して、両者の測定値に変化があるとき負荷電流に前記接地電流が重畳し測定点より下流側に接地発生点があると判定し、両者測定値に変化がないとき接地発生点が上流側にあると判定し、順次測定点を変更して接地発生点を絞り込み接地発生点を標定するようにした。【効果】 確実に、安全に接地発生点を標定することができる。
請求項(抜粋):
電源部から渡り配線によって並列に電気部品が順次接続され上流から下流へ配置される電気部品へ負荷電流を供給すると共に、前記電気部品を収納し、かつ、接地点に接地される収納盤のいずれかに接地事故が発生したとき、その接地事故を検知し、接地事故の発生点を標定する接地発生点標定方法において、接地事故を検知したとき接地事故が想定される近傍の測定点として前記渡り配線に流れる接地電流を測定し接地発生点を標定する帰還コイル付電流測定器を配し、前記接地点と前記接地事故発生点との間に流れる接地電流を遮断または通電する接地電流断続器を開として微少の接地電流を測定可能とするため、前記帰還コイル付電流測定器へ流れる負荷電流を相殺する電流を帰還コイルに流すことにより測定値を零とし、前記接地電流断続器を閉として前記帰還コイル付電流測定器へ流れる電流を測定したときに、前記帰還コイル付電流測定器の測定値に変化があることを検出して下流側に接地発生点があると判断する一方、前記帰還コイル付電流測定器の測定値に変化がないことを検出して接地発生点が上流側にあると判断し、順次測定点を変更して接地発生点を絞り込み接地発生点を標定することを特徴とする接地発生点標定方法。
IPC (3件):
G01R 31/08
, H02B 3/00
, H02H 3/16
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