特許
J-GLOBAL ID:200903034617033086

流動層燃焼炉およびその燃焼方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-025454
公開番号(公開出願番号):特開平5-223230
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】燃料の質、供給量が一時的に大きく変化した場合でも、酸素不足等による不完全燃焼、COの大量発生等を生じない流動層燃焼炉の燃焼方法を提供する。【構成】流動層燃焼炉の炉底の一部を10度以上傾斜した傾斜型多孔空気分散板26とし、残りの流動層下部は散気管4を設けた散気管型流動層部33とし、これらの上方に流動媒体を充たして散気管型流動層部と傾斜型多孔空気分散流動層または固定層部を形成し、流動媒体とともに不燃物を炉底抜き出し管17から抜き出し、所定粒度の流動媒体を層内媒体投入孔23から傾斜型多孔空気分散板部に循環供給し、都市ゴミの投入も傾斜型多孔空気分散板部に行い、ここに流動化最低ガス量の0.7〜1.5倍程度の空気を供給して都市ゴミの穏やかな加熱、分解、燃焼を行い、残りのチャーは散気管流動層部で最低流動化空気量の2〜9倍の空気を供給して燃焼する。
請求項(抜粋):
流動媒体よりなる流動層と、流動層への流動化用空気供給装置と、流動層への被燃焼物供給装置と、不燃物とともに流動媒体を流動層下部から抜出す装置と、抜出された不燃物および流動媒体のうち所定粒径の流動媒体を流動層に循環供給する流動媒体循環装置とを備えた流動層燃焼炉において、炉内の流動媒体部を2つの部分で構成し、一方を散気管の上方に流動媒体を配した散気管型流動層部とし、他方は炉側壁から散気管型流動層部に向けて下向きに傾斜する多孔空気分散板の上方に流動媒体を配した傾斜型多孔空気分散板部とするとともに、流動媒体循環装置による流動媒体および被燃焼物供給装置による被燃焼物がそれぞれ前記傾斜型多孔空気分散板部に供給されるようにしたことを特徴とする流動層燃焼炉。
IPC (3件):
F23G 5/30 ,  F23C 11/00 312 ,  F23C 11/00 313
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-108513
  • 特開昭63-282404

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