特許
J-GLOBAL ID:200903034619956513

ブロック共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野崎 銕也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087690
公開番号(公開出願番号):特開平8-259646
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【構成】 ビニル芳香族化合物10〜60重量%とジエン系化合物90〜40重量%からなり、高温側Tgが50°C以上、低温側Tgが10°C以下の2ヶ以上のTgを有し、Mw80,000〜500,000、Mw/Mn1.45〜4.50のポリモーダルな分子量分布を有し、MWL30,000〜200,000で30,000未満の低分子量部分40重量%以下、HR1.0〜20.0である超高分子量領域を有するブロック共重合体およびその製造方法。【効果】 特異な分子量分布構造を有する本発明のブロック共重合体は、特に改質アスファルト組成物に用いたとき従来に比べ伸度が大きくなり、軟化点とのバランスが優れ、タフネス、テナシティーも優れて高くなるという効果を有する。
請求項(抜粋):
ビニル芳香族化合物10重量%〜60重量%とジエン系化合物90重量%〜40重量%からなるブロック共重合体であって、?@粘弾性スペクトロメーター(VES)のガラス転移点(Tg)を2ケ以上有し、その高温側Tgが50°C以上で、かつ低温側Tgが10°C以下であり、?Aゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)の示差屈折計(RI)で測定する標準ポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)が80,000〜500,000で、その数平均分子量(Mn)との比Mw/Mnが1.45〜4.50であり、?BGPCの分子量30,000以上のピークの中で最小分子量のピークの分子量(MwL)が30,000〜200,000であり、?C分子量が30,000より小さい低分子量部分が40重量%以下であり、?DGPC-低角度光散乱装置(LALLS)とRIで測定する下記式(1)【数1】(式(1)中、aLMwL5〜15はRIで測定される分子量30,000以上のピークの中の最小分子量のピークの分子量MwLの5倍〜15倍の分子量の領域の全LALLS面積に対するLALLSの高分子量部の面積割合を表わし、aRMwL5〜15はRIのMwLの5倍〜15倍の分子量領域の全RI面積に対するRIの高分子量部の面積割合を表わす)で表わされるHRが1.0〜20.0であるブロック共重合体。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-074421

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