特許
J-GLOBAL ID:200903034623648033
電流検出器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-132181
公開番号(公開出願番号):特開平5-322934
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 回路に流れる交流および直流の電流量を磁気抵抗素子を用いて検出する電流検出器において、構成を簡単化して小型化、低コスト化を図るとともに、外部磁場の影響や温度特性および出力バラツキの少ない電流検出器を提供することを目的とする。【構成】 第1と第3のエレメントおよび第2と第4のエレメントはそれぞれ平行で、各組間でその電流方向が互いにほぼ90°になり、さらに各エレメントに対しほぼ45°の角度に静磁界を加えた磁気抵抗素子9と、この磁気抵抗素子9のエレメントを形成した面に平行で、静磁界に沿った方向でかつ互いに逆向きに被測定電流が流れる2本の電流通過導体8により構成する。これにより従来に比べ形状の小型化と周波数特性の改善が可能となり、組立構造の簡素化でコストの低減を図ることができ、外部磁場の影響を抑えるとともに優れた温度特性を有する電流検出器を得ることができる。
請求項(抜粋):
絶縁基板上に4個のエレメントを形成してなる磁気抵抗素子及びこの磁気抵抗素子のエレメントを形成した面に対して平行に静磁界を印加する手段からなる磁気検出手段と、前記磁気抵抗素子のエレメントを形成した面に平行に配置されかつ前記静磁界に沿った方向でかつ互いに逆向きに被測定電流が流れる2本の第1,第2の電流通過導体とを有し、前記4個のエレメントの第1と第2のエレメントは第1の電流通過導体により生じる磁界の影響を強く受け、かつ第3と第4のエレメントは第2の電流通過導体により生じる磁界の影響を強く受けるように前記絶縁基板上に配置し、さらに前記4個のエレメントの第1と第3の組および第2と第4の組はそれぞれエレメントを流れる電流の方向が平行でかつ各組間ではその電流方向が互いにほぼ90°の角度をなし、各エレメントを流れる電流方向と前記静磁界の方向とがほぼ45°の角度をなすように構成したことを特徴とする電流検出器。
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