特許
J-GLOBAL ID:200903034625173490
偏光分離素子およびこれを用いた投写型表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-002656
公開番号(公開出願番号):特開平10-197827
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 自然光を、偏波面の直交する2つの偏光光に分離する薄型の偏光分離素子を容易に実現する。当該偏光分離素子を用い、明るく品位の高い投写画像を提供する投写型表示装置を実現する。【解決手段】 偏光分離素子は、透光性基板と、基板表面の一軸方向に形成される回折格子と、これと隣接する光学異方体層とからなり、光学異方体層は回折格子の周期方向とこれと直交する方向に異なる屈折率を有し、回折格子は2つの偏光成分のいずれか1つについてのみ選択的に作用してこれを所定角度だけ回折せしめる。投写型表示装置は、光源と、集光手段と、当該偏光分離素子と、第1レンズアレイと、第2レンズアレイと、偏波面回転手段と、空間光変調素子と、投写レンズを備える。
請求項(抜粋):
入射する自然光を、方位Aに電界の振動成分を有するA偏光成分と、方位Aと直交する方位Bに電界の振動成分を有するB偏光成分に分離して出射せしめる偏光分離素子であって、入射光の光軸に略直交して配置される透光性基板と、前記基板表面に沿った一軸方向Cに周期構造を有する回折格子と、前記回折格子に隣接して形成される光学異方体層とからなり、前記光学異方体層は前記基板表面上において前記方向Cとこれと直交する方向Dに異なる屈折率を有し、前記回折格子は、前記A偏光成分ないしは前記B偏光成分のいずれか1つの偏光成分についてのみ選択的に作用して当該偏光成分の光を所定角度だけ回折せしめ、前記A偏光成分の光と前記B偏光成分の光は互いに進行方向の異なる光としてこれらを出射せしめることを特徴とする偏光分離素子。
IPC (3件):
G02B 27/28
, G02F 1/13 505
, G02F 1/1335 530
FI (3件):
G02B 27/28 Z
, G02F 1/13 505
, G02F 1/1335 530
引用特許:
審査官引用 (2件)
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投写型表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-348869
出願人:セイコーエプソン株式会社
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特開平4-230733
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