特許
J-GLOBAL ID:200903034630605110

気体分離膜および気体分離法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-256843
公開番号(公開出願番号):特開平10-099665
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 アモルファスフッ素樹脂膜の有する優れた特定成分ガスの選択透過性を活用し、該膜にピンホール欠陥等が生じた様な場合でも、支持層を通して吸収液成分が被処理ガス側へ簡単に漏れ出す様なことがなく、吸収液を用いた特定成分ガスの除去を効率よく行なうことのできる気体分離膜および分離法を提供すること。【解決手段】 特定の気体を吸収する機能を有する吸収液を用いて混合気体から特定の気体を分離するための気体分離膜であって、多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂または多孔質ポリオレフィン樹脂よりなる支持層の片面側に、アモルファスフッ素樹脂被覆が形成されてなり、上記アモルファスフッ素樹脂被覆は、一部が前記支持層の多孔質空間に侵入すると共に、残部は前記支持層の表面で連続皮膜を形成した多層構造の気体分離膜であり、該分離膜における前記アモルファスフッ素樹脂被覆形成面側に前記吸収液を存在させることにより、炭酸ガスや硫化水素等の特定気体を効率よく分離できる。
請求項(抜粋):
特定の気体成分を吸収する機能を有する吸収液を用いて混合気体から特定の気体成分を分離するための気体分離膜であって、該分離膜は、多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂よりなる支持層の片面側に、アモルファスフッ素樹脂被覆が形成されてなり、上記アモルファスフッ素樹脂被覆は、一部が前記支持層の多孔質空間に侵入すると共に、残部は前記支持層の表面で連続皮膜を形成していることを特徴とする気体分離膜。
IPC (7件):
B01D 71/32 ,  B01D 53/22 ,  B01D 69/04 ,  B01D 69/06 ,  B01D 69/12 ,  B01D 71/26 ,  B01D 71/36
FI (7件):
B01D 71/32 ,  B01D 53/22 ,  B01D 69/04 ,  B01D 69/06 ,  B01D 69/12 ,  B01D 71/26 ,  B01D 71/36

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