特許
J-GLOBAL ID:200903034634713228
高分子有機材料の加熱処理方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
,
,
,
,
,
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320200
公開番号(公開出願番号):特開平10-160149
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 油化原料である高分子有機廃材が無機物を殆ど含有しないものであっても、高分子有機廃材に対する加熱処理を確実にかつ効率良く行う。【解決手段】 ガス発生炉1内に架橋ポリエチレン製の絶縁被覆廃材等を切断した高分子有機廃材を原料として充填するに当り、全体に対する容積比で30%以上の量の多数の片状木材を原料中に混合してガス発生室11内の原料中に木材が積み重ね状態となって火格子の役割を果たすように混在させる。炉下部から空気供給手段52により空気を吹き込みながら燃焼バーナ17により底部の原料を着火した後、燃焼バーナを停止し、以後、空気の吹き込みのみ継続して原料の一部の自己燃焼を続けてその燃焼熱により原料を熱分解させる。熱分解により生成された乾留ガスを油分回収手段2で気液分離して油分を回収する。原料が熱溶融により流動しても積み重なった木炭により下方流動がせき止められ、空気が流通する隙間が確保される上、流動した原料が各木炭を覆って受熱面積の拡大により熱分解が促進される。
請求項(抜粋):
炉内に棒状もしくは片状の高分子有機材料を原料として充填し、炉内下部から気体を供給しながら上記原料を加熱処理する高分子有機材料の加熱処理方法において、上記炉内に充填する原料に対し、加熱処理されても固体形状を維持する材質と所定の大きさとを有する多数の片状混合物を、原料中に無作為の積み重なり状態で混在するように混入し、この積み重なり状態にされた混合物によって、加熱処理により流動する原料の下方への移動をせき止める一方、上記混合物相互間に上記気体が流通し得る上下方向の隙間を維持させながら加熱処理することを特徴とする高分子有機材料の加熱処理方法。
IPC (9件):
F23G 7/12 ZAB
, C10B 53/02
, C10G 1/10 ZAB
, F23G 5/00 ZAB
, F23G 5/00 115
, F23G 5/02 ZAB
, F23G 5/027 ZAB
, F23G 5/44 ZAB
, C10G 1/02
FI (9件):
F23G 7/12 ZAB Z
, C10B 53/02
, C10G 1/10 ZAB
, F23G 5/00 ZAB
, F23G 5/00 115 Z
, F23G 5/02 ZAB D
, F23G 5/027 ZAB A
, F23G 5/44 ZAB B
, C10G 1/02
前のページに戻る