特許
J-GLOBAL ID:200903034635814133

伝熱素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-026870
公開番号(公開出願番号):特開平8-219669
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 起動特性を改善し、作動温度範囲が広く取ることが可能な伝熱素子を提供することを目的とする。【構成】 密閉容器1の内部に、材質として焼結金属等を用いたウィック材2が設けられている。また、密閉容器1の内部には、多成分作動流体10が封入されている。密閉容器1下方の高温端部が加熱されると、多成分作動流体10の一部が蒸発して上方、即ち低温端部に移動する。この低温端部において、蒸発した上記多成分作動流体10は、凝縮して液化する。次に、液化した多成分作動流体10は、ウィック材2の内部を通って上記高温端部に移動する。つまり、多成分作動流体10は、上記した過程の繰り返しによって密閉容器1の内部を上下に循環し、伝熱作用が生じる。
請求項(抜粋):
管状の密閉容器と、この密閉容器の内壁に沿って設けられるウィック材と、上記密閉容器内部に封入され、該密閉容器の端部における入熱/排熱により蒸発/凝縮を繰り返し、上記ウィック材を介して内部を循環する多成分作動流体とを具備したことを特徴とする伝熱素子。

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